もうすぐ、2.20小林多喜二の命日。最近の赤旗で評論されていましたが、そこでの評価は、「民主文学」にととどまらぬ傑作を書いたというもの。私は、民主文学というのが、今ひとつわからないのですが、少なくても,多喜二は、プロレタリア文学(民主文学)の陣営の人でしょう。それを赤旗が、勝手に枠から飛び出して評価したら、民主文学の人が怒ると思うね。
たとえば、若くして亡くなったが、荒木栄さんなんか、労働歌のジャンルの人であり、かつ20世紀日本の代表する音楽的才能の人であると思う。やっぱり多喜二もそういった扱いにしてほしい。