心理学のせかいでは、個人の心理が精神分析の対象となるように、集団心理も精神分析が可能である。
心理学が科学たりえるか、客観性・合理性・普遍性の三要素をかねそなえているかの議論は横においといて、
<自意識過剰> 「敵」の攻撃に過剰反応しすぎ。「敵」に弱点(だと勝手におもってること)をつかれると、頭に血がのぼる。最近はさすがにボール球は見送れるようになってきた。電車の中吊り広告の件で大騒ぎしてしていたけれど、自民党なんかボロクソに言われている。「マザコンXX」「親バカOO」などビーンボールに対してもわざと涼しい顔をよそおっている。ポーカーフェイスもひとつの策である。
<内弁慶> 「自主独立」の党であるが、党員には「自主独立」を求めない。むしろ押しつぶそうとする。「公安警備重視で外交政策はおっかなびっくり」の日本政府の対応に似ている。真の反体制は体制に似てくるといわれるが。
<善悪二元論> 弁証法はマルバツ思考をすすめるものではありません。運動、発展、連関の中で物事をとらえる見方です。
<自己不信> 「AはBだ。」といえばいいものを「AはBだというのがわが党の見解です。」とわざわざごていねいに。自分の見解を述べるより「権威ある機関」からの引用を好む。そんなもんより共産党のほうがよっぽど権威あるよ。
ずいぶん罵詈雑言ばかり並べてきた。こんな文章を読んで気を悪くするなというほうが無理だろうが、最近の共産党は批判的意見は批判的意見と受けとめるようになったので、今後の発展を期待している。時代とともに歩み、時代とともに進化し続ける政党であってほしいと思うしだいであります。