まず第一に、件の彼は、党の存在意義を歴史から紐解いていらっしゃる。
件の彼が、マルクスとエンゲルスが『共産党宣言』を書いたときには、あたかも「民主主義国家は殆どなかった」という主張を大前提に論じられている事を指摘したい。しかし、それは、歴史的に間違いであり、件の彼の党の存在意義は歴史的な前提の上に立っていないことを指摘したまでのこと。
ゆえに、議論がかみ合わないとはどういうことでしょう。
主張の前提から議論して積み上げてこそ反論であるというべきでしょう。そうでない反論は、反論の名に値しない事を強調する次第です。
ところで、このコーナーは、「党史云々」であり、私こそが件の彼の論理的展開に、真の反論を述べたと自負しています。
大まかに建設的に党の必要な提言として、社民党の様な迎合主義、表面的なポーズに行かないためにも、党の歴史とかっての画期的な政治運動に立ち返り、大衆に打って出る新たな姿勢に言及したつもりです。