大上段からの渾身の一撃といったかんじですね。ですが伝わらない方もいらっしゃるようです。
高弘氏の文章の要旨は民主国家には富の不公正な配分は無く、よって共産主義思想は現代日本には適応されないと主張されておられるように受け取れます。民主国家というものが議会制民主主義の政治体制を布いている国という事を意味するのであれば、アメリカ一国を見るだけでも富の公正な再配分などなされていないと思うのですがいかがでしょう?
また高弘氏が「民主国家」と「富の不公正配分」を互いに独立したものとして併記しているとしても日本独占資本とアメリカ帝国主義の支配する現代日本という現状規定を先ず以って否定しなければ「共産主義は時代遅れ」とは言い切れないように思われます。私の意見としては大略こんな所です。
考える葦さんの文章を読んでいて感じるのですが趣旨には同意できますが文章の調子が激越なように思われます。そういうのは嫌いではありませんが一致点を積み上げるべき政治組織者として打撃的なものは、、、?