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「共産党の理論・政策・歴史」討論欄

8月27日の尚さんへ

2003/8/29 佐藤某、30代

 高弘氏へのレスのようですが、氏は投稿禁止ですし「伝わらない方」というのはおそらく私の事だと思うので、レスを書かせていただきます。

>>高弘氏の文章の要旨

と言うのを読ませていただきましたが、多少のずれがあるように思います。
 私は高弘氏ではないので、あくまで自分の意見と言う事になるのですが、現代の日本でも「富の公正な再配分」などは行われておりません。しかし、たとえ不公正な配分であっても、たいていの人々はきちんと生きていく事が可能です。
 私など、年収200万円少々のフリーターで、母親も養っているためかなりの貧乏生活ですが、それでも餓死するほどではありませんし、パソコンを使って自分の意見を世間に訴える事も出来ます。
 そんな中で、多少の財産(パソコンも立派な財産ですね)を持った人々が、果たして共産革命を支持するでしょうか?
 「今持っている財産まで、共有化と言う事で奪われたらかなわない」と言って反対されるのが落ちだと思います。
 それこそ明日食べる米すらないと言う状態なら、一か八かと言う気持ちで共産革命を支持するかもしれませんが、今の日本はそんな状態ではありません。
 歴史上、飯が食えた国で革命が成功した試しはないのです。
 高弘氏が

>>ただ世の中が豊かになり、革新陣営の思想を必要としなくなってしまったのです。

 と書いたのも、私と同じような考えを持っているからかもしれませんね。

 私は「対米自立」思想であり、3月に行われた「ワールドピースナウ」にも参加したりと、高弘氏とは違う思想の持ち主ですが、少なくともこの部分については、尚氏や考える葦氏よりも高弘氏の考えに共感します。
 ちなみに私は「飯が食える状態で、いかに革命を成功させるか」と言う事を、自分のテーマとして常々考えています。