高弘氏へのレスのようですが、氏は投稿禁止ですし「伝わらない方」というのはおそらく私の事だと思うので、レスを書かせていただきます。
>>高弘氏の文章の要旨
と言うのを読ませていただきましたが、多少のずれがあるように思います。
私は高弘氏ではないので、あくまで自分の意見と言う事になるのですが、現代の日本でも「富の公正な再配分」などは行われておりません。しかし、たとえ不公正な配分であっても、たいていの人々はきちんと生きていく事が可能です。
私など、年収200万円少々のフリーターで、母親も養っているためかなりの貧乏生活ですが、それでも餓死するほどではありませんし、パソコンを使って自分の意見を世間に訴える事も出来ます。
そんな中で、多少の財産(パソコンも立派な財産ですね)を持った人々が、果たして共産革命を支持するでしょうか?
「今持っている財産まで、共有化と言う事で奪われたらかなわない」と言って反対されるのが落ちだと思います。
それこそ明日食べる米すらないと言う状態なら、一か八かと言う気持ちで共産革命を支持するかもしれませんが、今の日本はそんな状態ではありません。
歴史上、飯が食えた国で革命が成功した試しはないのです。
高弘氏が
>>ただ世の中が豊かになり、革新陣営の思想を必要としなくなってしまったのです。
と書いたのも、私と同じような考えを持っているからかもしれませんね。
私は「対米自立」思想であり、3月に行われた「ワールドピースナウ」にも参加したりと、高弘氏とは違う思想の持ち主ですが、少なくともこの部分については、尚氏や考える葦氏よりも高弘氏の考えに共感します。
ちなみに私は「飯が食える状態で、いかに革命を成功させるか」と言う事を、自分のテーマとして常々考えています。