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「共産党の理論・政策・歴史」討論欄

哲学のない党の行く末は

2004/12/08 ロム3

 先日、布教に来た、天理教の青年が、「おばさんの話は面白い」と言って、今 度は彼女らしき人と二人でやってきた。
 常日頃、50代より下の人と話をする機会はめったにない私なので、喜んで室内に 招じ入れ、茶菓でもてなした。

 おばさんの話と天理教の話はよく似てる。もっと聞かせてほしいと言うのです。

 私が何か言うたびに天理教流にこむつかしく解釈して恋人らしき人に説明している。

 その恋人らしき彼女の方はもっと素直にわたしの話を聞いてくれた。

 本来なら、こういう若者を共産党に入って一緒に世の中よくしましょうと誘いこむ べきなのだろうが、現状の共産党では誘い込みようもない。

 もう少したって、共産党がよくなったら共産党にいらっしゃい。
 今は、宗教哲学でも、哲学を持たない人よりはましでしょうから天理教の中で勉強 していたらと言うしかなかった。
 ただし、天理教の教えに流されないで自分の主体性を大切にしなさいね。と、付け 加えた。

 皆さんは、何が契機で共産党に近づいたのでしょうか。私は色々惹かれるものはあっ たけれども。一番惹かれたのは哲学でした。

 物の見方、考え方を随分教育された時代でした。
 史的唯物論を身につけることが出来たことで、随分人生を有利に生きてこれたと思 います。

 企業の中でも、オーナー企業の社長さんは、結構哲学的です。
 西田哲学の人も居ますけど、西田哲学でも弁証法だし、マルクスの影響を受けてい ると思います。

 なぜ、本家本元の日本共産党が弁証法を捨ててしまったのか理解に苦しみます。結 果、若者を寄せ付けることの出来ない体質になってしまいました。

 哲学を捨てたままでは、悩み多き若者は永久に惹きつけられないと思います。