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2000/2/9 加藤秀樹、20代
資本主義社会の本質は生産性または生産力の絶え間ない向上と、それを売りさばくための需要の絶え間ない拡大である。しかし、需要には上限がある。人間一人生かすための物資とサービスの量などたかがしれている。すでに現在の高度に発展した資本主義国は、その生産力の半分もあればその国民すべてを、らくらく養うことが出来るだろう。それなのに、資本主義社会のもとでは、我々の労働時間が半分になることは無い。我々のうちの半数が失業者になるだけである。
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