カワセンさん、私の提起を評価していただいてありがとうございます。さて、お二人の田口、平田氏の評価をめぐる討論を読んでいても私(達?)には良く分かりません。お互いに具体的なことを書いていないからです。またその議論が「科学的社会主義」の中身の議論とどう結びつくのでしょうか?そこで議論を整理するためレーニンとの関係で論じてみたいのですが。平田氏は良く分かりませんが、田口氏はレーニンに対しては批判的だったと思います。それに対し、宮本氏はレーニン批判を全く認めなかった。いろいろな違いはあったでしょうが、大雑把に言えばそうでしょう。それと、今の不破氏のレーニン批判をどうみるかということです。普通に考えれば不破氏も昔からレーニンの考え方に疑問があったのでしょう。そこでJ.D.氏にお聞きしたいのですが。あなたが、マルクス、エンゲルス、レーニン、宮本氏、不破氏の5人に評価順位をつければどうなりますか? あなたは、党員ですから当然不破氏ですよね。例えば不破氏が4人を批判すれば認められますか? それからエンゲルスが階級がなくなった後も国家が存続し続けると書いた文章があれば投稿を御願いします。わたしはこの5人の中から誰を評価するのかと問われれば不破氏を評価します。もちろん時代があまりにも違うということはあるでしょうが。議会制民主主義、基本的人権の尊重その他我々が最も大切にしなければならない事を他の4人より理解しているからです。どうもいまだに「どんな法律にも拘束されない権力」が必要だという人もいれば、憲法5原則は堅持、発展させるという人もいる。日本共産党もかなり考え方の幅が広い政党だということが最近わかりました。その割合はよくわかりませんが。