北野勇氏は「科学的社会主義者」であられるでしょうが、私は単なるデモクラットを標榜する者です。
でもそれにしても、「科学的社会主義は不変の理論であり、現実の闘争諸課題は変わっても理論は変わらない」という見解には矛盾を感じました。
理論とは、現実の矛盾を解決する上で絶えず修正され更新されるものでない限りは、理論は発展しないのではありませんか。
闘争課題が変わった時に、闘争を推進するものは貴兄は理論でなく、何だとお思いなのですか。
私は、日本共産党という党名もそのままがいいと思うし、科学的社会主義を続けるという日本共産党の見解を否定するものではありません。しかし、現実に対してたえず理論化を試み、理論を深めたり発展させたりすることを離れ、科学的社会主義をお題目と勘違いされている方は宗教としてならもっと徹底した創価学会の方がふさわしいのではないかと、そちらに向かうことをお勧め致します。