この欄のいままでの投稿を読むと、実にいろいろな重要なことが論じられていて、参考になります。今まで、科学的社会主義という題名で、何を考えたらよいか、わからなかったのですが、呼称の問題は別として、次のことが肝心であると考えましたので、投稿させてもらいます。
科学的社会主義という言葉に、「科学」という言葉がまだ権威のあった時代の、こけおどし以上の内容があるとするなら、われわれの採る社会主義、共産主義の主張の土台には、なんらかの科学的知識が存在する、ということ以外にはないと考えます。その科学的知識(自然科学だったら万有引力の法則、とか、DNAのしくみ、とか、化学反応の理論とかのようなもの)とは何でしょうか、また、どうしてその知識をもつことが、われわれの社会主義の主張に不可欠なのでしょうか。
そんなことは常識だと云われる方も、「科学的」という言葉に単なるこけおどし以外のものを見いだされない方も、科学より空想、想像力の方が大事だ、とおっしゃられる方も、そんなことはそもそも考えたことがない、と云われる方もいると思われます。
一般投稿欄とはちがって、さざ波の問題別投稿欄は、ある特定の未決着な問題について、参加者が考える場である、と思うので、問題について、提案したいと思います。