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「科学的社会主義」討論欄

Nichtさんの疑問を読んで

2002/11/4 Hegel、40代

 党員用討論欄のNichtさんの疑問を読んで、この機会に日ごろ考えていることを披瀝させていただく。

 私は党が戦闘力を維持するために民主集中制をとるのは正しいし、今のところ現行の党規約は全面的に支持している。したがって、編集部の活動は有意義だと思うしその心意気は買うものの、やはり党規約に反した活動をしている以上、編集部は党を離れるべきだと思う。

 党を離れることと革命運動を離れることとは別だと思う。主体の側から見れば、まず、自立した革命家たちがいて、一人だけではできないことが多々あるから、手を組むというのが本来の姿ではないか。もちろん、客観的条件が恒常的な組織を必然とするのではあるが。10/16の私の投稿もこの考えに基づいて提案させていただいた。

 ついでに、今の共産党に飽き足らなければ、別の政党を作ったらいいと思う。革命運動が個人のかってな理想に基づいているわけではないから、複数前衛党論は誤りだと思うが、真の前衛党を労働者階級が生み出す過程で、いろいろ紆余曲折があるのはむしろ必然だと思う。

 しかし、nichtさんの新入党員うんぬんのくだりは、新入党員を子供扱いしているようで不愉快だった。もちろん、新入党員が党活動の経験が浅いのは当然だけど、人間としては、nichtさん、あなたのほうが援助され見守られる立場ではないですか(すこし正確に言うとお互い様、ということです。)それにしても、ここに党員が組織におんぶにだっこになっている党の悲惨な現状を垣間見る思いがする。党綱領を読み、党規約を承認して入党したはずなのに、赤旗を読まないどころか、決定も読まない、会議には出ない、挙句の果ては党費も払わない。そういう党員が少なからず、足をひっぱっている。約束=契約を守らないなんて、共産党以前に人間失格ですよ。

 もっと、共産党サポータを上手に組織したらいいと思う。民青も本来、そういう組織であったはずなのだが。

 以上、私自身極論だと思うのですが、問題提起もかねて。