Hegelと老子が、代々木あたりで一服していた;Hegelは、パイプで、老子はキセルで。
老子:海老は殻があるから脱皮するが、殻がねぇ人間は毎日毎秒が脱皮じゃろう。
Hegel:う~ん。量から質への転化は、そうざらには起きんじゃろうが、まあ、脱皮しても本質は変らな・・・おい、聞いているのか。
老子:大変だ.あそこで、一人の共産党員が突然ウルトラマンに脱皮したんで、共産党がビルごとこなごなになった。
Hegel:すげぇ。まあ、ウルトラマンが一人いりゃ、共産党なんかいらねぇからな。おぅ、あっちでは、仮面ライダー龍起が現れたぞ。やはり、光は東方よりか?
老子:思ったとおり、南じゃあなかったな.夜明けの玄妙を見れんのは、東だから当然だ。
注
玄妙:幽玄ニシテ、微妙ナルコト。奥フカク、趣アルコト。
南:皆見ニテ、日光明ラカナル意ト云フ、北ハ暗黒(キタナシ)ノ意ナラム、・・・
「大言海」より
東無阿弥陀仏。