自衛官の自殺についてですが、当然のことながら、デリケートな問題であり、その理由については、おそらく千差万別、一概に論ずることは出来ないと思います。
また、大歩危も自衛官のみならず多くの日本国民が自殺により命を失っているのは、大変憂うべき事態であると認識しています。
自衛官の自殺が少なくないことについて、私なりに理由をあげれば、度重なる転勤や配置換えが要因のひとつであると思っています。
自衛官は職務上、異動の度に北海道から沖縄までの気候・風土の異なる場所で新たな勤務に就きます。
当然家の管理やご子息の転校等や奥様の仕事の継続等家庭の問題により単身赴任を余儀なくされたりまた本人自身が、転属先の勤務や地域になじめない場合はストレスを感じたり、場合によっては鬱病を発症し、自殺に結びつく場合もあると思います。
但し、自衛官の自殺原因について、長壁様が指摘している自衛隊の最高指揮官たる小泉首相の器量や激しい訓練に起因するものではないと思ってますが、最初に申し上げたとおり、デリケートな問題であり細かいことは正直申し上げてよくわかりません。