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「科学的社会主義」討論欄

ROM3様ヘ

2005/01/18 山村耕作 40代 会社役員

 お久しぶりです。
 いつも、ご投稿楽しみに拝見しています。
 さて、堀田善衛の「若き日の詩人達の肖像」を使い「我らの内なる支配と服従 の天皇制」の分析をする前に、限定的で恐縮ですが、「フェアプレイの精神」に のっとり私の立場と、堀田善衛という小説家の説明をさせて頂きます。
 私はよく自問自答するのです。
 ベンチャー経営者とか青年実業家と言われると(どう見ても中年の超零細土建 屋)ですが、なぜ活動をしているのかと。
 私は、自分の為に自分の金と自分の時間を使って、趣味として活動しているの です。
 およそ人としての人生の最大の喜びは、自分の立てた仮説が証明されることだ と、私は考えます。
 ソ連邦の崩壊、中国の資本主義化、党のアメリカ共産党化、人として、政治学 徒として、マルクス主義者として、自分の短い人生の中で、自分の立てた仮説が 証明されたわけで、又今の私の経営戦略は有る意味、マルクスで金儲けをしてし ているわけで、おまえは、この超資本主義のプチ帝国「日本」で消費という極限 の快楽の何が不満なのか。
 私はじっと夜考えるのです。
 その理由は「自分が楽しく無いからだ」と言うことです。
 今の支配階級はかっての田中角栄先生の様に、「困っている庶民を助ける」と いう使命感と喜びは無いわけで、そのような人たちと付き合っても全然楽しく無 いのです。
 私は自分の為に生き自分の為に活動している自己中人間な訳で、その様な立場 なのを御配慮ください。
 さて堀田善衛1918年富山県伏木生まれ、1999年死去、代表作「ゴヤ」 「海鳴りの底から」「時間」「歴史」「広場の孤独」「路上の人」「方丈記私 記」等多数にわたるわけで、戦争と革命の20世紀を中世と対比しながら鋭い分 析をしています。
 もちろん実践活動もベ平連、AA作家会議等で行っています。
 キーワードは「神」「芸術」「自立した個人」「自由]です。
 この中には「党」は有りません。
 とりとめの無いことを述べてしまいましたが,今回はこのぐらいで。 追伸、お身体をお大事に。
                   山村耕作拝