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「科学的社会主義」討論欄

やすしさんへ

2005/10/13 反戦・反ファシズム連合 20代 自営業

やすしさんどうも。
 二十世紀が社会主義と戦争だったと指摘していたテレビがどのような結論とイメー ジで番組をたてていたでしょうか?

 私は、ソ連崩壊後のNHKで報道されていた、二十世紀とソ連社会主義というような 番組は、ことさらレーニンの悪評を伝えていただけだという気がします。この番組は 公安の資料などに基づいやられたと見るが、この番組で共産党員を辞める人がでだと いうことも聞いています。

 私が思うに、二十世紀とは、帝国主義と戦争の時代であったというべきだと思いま す。確かにレーニンの「社会主義と戦争」という著作もあるが、あくまでも、テレビ のスタンスは、社会主義と戦争が巨悪だというイメージでつくっていたと思います。

 まず、そのイメージそのものが、デマだと思います。というのも、帝国主義体制自 身が戦争を起こした根源であるのに、軍部が台頭したように、すり替えたり、社会主 義が帝国主義戦争を阻止するところからでてきたということを、隠蔽すらしていると いえるでしょう。あくまでも、支配者からの立場の一方的キャンペーンに他ならなかっ たと思います。あくまでも、「西側」の日本の報道なのですからね。

 しかし、いまや、軍部が悪かったということを転換させて、その軍国主義をも美化 する風潮を支配者らはこしらえてきています。そして、そのもとで日本が戦争を推進 できる体制をすめようとしている、大変な情勢になってしまっています。

 彼らは、ソ連・社会主義の次の敵は、テロリストだと言い放いながら、自らの市場 権益拡大に手を染めながら強盗戦争を繰り広げているということだと思います。

 私たちは、このような情勢のなかで、戦争反対を貫かなければ、われわれ自身が、 戦争動員されてしまうといえるのではないでしょうか?