寄らば大樹の陰さまの投稿をみますと私への不満があると思えますので、私の考えを補足説明させていただきます。
世界史的にみればここ数十年で多くの植民地支配の国々が独立し、ヨーロッパ諸国も植民地支配を基本的にはやめる方向に進みました。個々にはいろいろ問題があっても全体的に世界はいい方向・民主化の方向にあるわけです。
私はもともと社会主義者ではありませんが、民主主義の到達点は社会主義の到達点と同じではないかと思っております。そういう意味では社会主義者かもしれません。
世界史的にみれば民主主義・社会主義にとって有利な条件があるのに日本ではそれを生かしきれてないのです。
その最大の理由は、革新政党が社会主義といわれた国々を長い間擁護してきたが、今ではその化けの皮がはがれ、多くの国民が社会主義も革新政党も信用をしなくなったのです。
社会党は消滅し、共産党も退潮しています。共産党は末端の党員の方・議員の方々が一生懸命頑張っているので何とか持ちこたえているというのが実情ではないでしょうか?
共産党も社会党改め社民党も信用はしてないけど、まあいいことを言ってるし末端の党員の方々が頑張っているので投票する人もいるという状況ではないかと思います。
こういうう革新の再建になにより重要なことは、かつて社会主義といわれた国々を擁護してきた世界観・社会主義観を改めることです。選挙戦術とかそんなことは抹消のことではないかと私は思います。
中国やベトナムのことも、旧ソ連が東欧やアフガンへの軍事侵攻後も長い間社会主義国が人口でも面積でも世界の三分の一以上を占めているといってきたことの反省にたつか、否かの試金石になるので見逃せないことなのです。
とにかく、国民に支持される世界観・社会主義観を確立することが革新再建にとって一番重要なことだと私は思っています。理解していただけないのが残念です。