>ベテランのロム3さんの「プロレタリア独裁」への間違った先入観、アレルギーを「少しでもいいから癒せればいいかな」と試みたのですが、とりあえず今回は残念に思います。
何事によらず、独裁は、よろしくありません。すべて話し合いで解決しましょう。独裁は戦争につながります。
>しかしロム3さんまでが、これほどに資本家ブルジョワジー思想に完璧に絡み取られ、資本家礼賛されるとは予想外でしたし、危機感を感じています。
ブルジョワージを礼賛しているのではありません。資本主義を肯定しているし、資本の力が、社会を発展させて来たと考えております。
>実は私も資本主義社会を高く評価しています、しかしそれはあくまでも彼らが封建社会、王侯支配、貴族地主、絶対王政などの古い社会を革命的に打倒し、社会の大いなる前進を勝ち取ったという「革命的な役割」を果たしたからです、そのことを評価しているからです。ブルジョワジーが社会の支配者になって既に3世紀以上を経過します、確かにぞれによって私たちの生活は格段に向上したし、生産力も大幅にアップした、便利になった。しかし今この世界を見れば、私達がしっかり目を見開いて世界を覗けば、恐ろしいくらいに戦争が、侵略が、貧困が、破壊が、飢餓すら、はびこっている、開発と言う名前の下で取り返しのつかない環境破壊が、ドンドン進行している、資本・ブルジョワジーが進める新自由主義やグローバルリズムによって、これは更に深刻化している。私たちの身近にも賃下げ、リストラ、年収200万円、福祉・障害者きり捨て、非正規雇用の増大などの、矛盾がますます増えている、これはもうこの高度に発達した資本主義社会でも、このシステムではもう解決出来ない基本的問題、矛盾ではないかと言うことです。
正にその通りだと思います。
>そしてそれらは、明らかに絶対的少数の人々や、少数の国が味わっている「豊かさ」とセットとなっている、貧困と豊かさとは、まさにメダルの表と裏の関係なのです。
多数の人も豊かさの恩恵にあづかっていると思います。われわれはもはやランプ生活ではないし、衣、食、住、さらに情報や、移動の自由も封建時代とは比べ物になりません。貧しいといっても、地方では一人一台の車を持っていたり、一人一部屋が当たりまえになって来ています。
>考えなくても分かるのですが、「優勝劣敗」、「弱肉強食」「搾取」を基底にする社会、それを前提に置いて成立する社会とは決して、多様で様々な人が暮らし生きていく人類の存在には、全く相応しくないと言うしかないのです。
人類の歴史のなかでは、同類の肉をはんだ時期もあります。吉川英治の中国に関する歴史小説の中には、遠くから来た客にもてなすものが無くて、母親を殺して、客をもてなす描写などもあります。
「優勝劣敗」、「弱肉強食」「搾取」を基底にする社会は、資本主義以前では、もっとすさまじかったわけです。
>ロム3さんに言わせれば、いまどき「プロレタリア独裁」など言う奴は人間ではなくて「異星人」なのかも知れません、がしかし、前述した基本的矛盾は、私達がこれから何百年我慢しても解決出来ないと思います、今実は私たちは社会のどん詰まり立っているのかもしれない、基本矛盾を前提に成立する社会は、何時か一掃するしかないのです、ブルジョワジーが保持してきたこれらの悪・基本矛盾を解決出来るのは、資本家の良心などではなくて、やはり社会の主人公であり、「ブルジョワジーの墓堀人」であるプロレタリアートによる階級独裁しかないのです。
「ブルジョワジーの墓堀人」であるプロレタリアートによる改革でいいではないですか。独裁は兎に角反対です。行き過ぎはいけません。仇討ち思想のように見受けられます。
>ロム3さんご心配なく、「プロレタリア独裁」が成立しても、その革命政権は矛先を資本家・ブルジョワジー、そして小泉のような召使に向けるだけです、ロム3さんは今までどおり、大きな顔して彼らを指導し、文句を言い、評論すればいいのです。ご安心下さい。
誰が革命をやるのか、そんな勢力がどこにあるのか、それを示してください。仇討ち思想について行く人が現代の社会にいるでしょうか。罪を憎んで、人を憎まずが現代の一般的思想だと思います。
>最後に人生のベテランとしてロム3さんのこれら矛盾の解決策を提示していただければ幸いに思います、よろしくお願い致します。
ベテラン扱いされたのははじめてですが、年だけは確かに私の方がとっているようです。この矛盾の私の解決策は、一般投稿の「確かな野党」を読んでください。