「反戦・・連合さんが言ってたように、ヤフーで 北欧武器輸出で検索しましたが、結果はどうやらあなたが主張 していたこととは違うようですよ。その中のひとつは・」結果はどうやら・・・というのは、あくまでもあなたにとっ て都合のいい所を抜き出してあてはめているだけでしかないよ うですから、再び、私があなたら「右翼社民」を批判すること にしたいと思います。
「<意外な兵器輸出国(2005/9/19)>
と言う中にあった記事です。以下少し引用しますと
先ず、スイス。
スイスは・・精密機械工業が盛んな国。そして、兵器産業盛ん な国。
OERLIKON CONTRAVES社。機関砲の名門
SIG社 拳銃 自動小銃の名門
PILATUS社 練習機製作
MOWAG社(米GDLS社傘下)装甲車の名門
続いて、スエーデン
BOFORS DEFENCE社 各種砲
ERICSSON社 携帯でおなじみ。軍用レーダー
SAAB社(米GM傘下)戦闘機など スエーデン車でおなじみ。
(私が間違ってボルボと言ったのがこれで、スエーデンの外 車ということでうっかり間違えました。訂正します。)
もう一つ。フィンランド
PATRIA VEHCLES社 装甲車メーカー
ノルウエー
KONNGSBERG社 対艦ミサイルが有名
ベルギー
FN HERSTAL社 銃器メーカー(陸自5.56機銃MINIMI製作)
オランダ
THALES NAVAL社 艦載レーダーの名門
そして、冒頭で作者は社民党福島党首の迷発言。と銘打って 、
福島曰く
・0・ですから、日本はスイスのような平和中立国を目指すべ きなんですう。・・スエーデンみたいな中立国もあるわけです しい・・
・・ベルギーのように歴史的に中立を貫いた国もあるんですう ・・
というような発言を紹介しつつ、<武器輸出>を取り上げて、
・・ところが、これらの<中立諸国>は見た目の平和的イメー ジとは裏腹に、兵器輸出の分野では意外な大物だったりする。 ・・
として、上記の各国の兵器産業を紹介している。
だから、これは平和的イメージとちょっと違うよと言いたい わけで、つまりイメージを問題にしているわけです。」事実は、武器輸出国であるという事実は何の変哲もない。
また北欧諸国は、武器輸出が顕著であるという事実をあなた は否定できることができない。その事実がありながら、「社民 ・平和主義」のイメージで語るのは、うそだということでしか ないだろう。あなたがた「右翼社民」は、「社民主義」を賛美しながら、 実際、その代表的な体制の矛盾をつかれると、その隠蔽・回避 策を弄しているということでしかないのである。
あなたは、日本でも、憲法体制下でも重工業関連の「防衛産 業」はあるではないか?などというだろうが、それが北欧諸国 の「社民」政権下における、武器輸出国だという打消しになり はしません。
「しかし、それとそれら各国が軍事輸出で持って る体制と言うのとは全く次元が違う問題です。上記6カ国の平 和的イメージを問題にしているのです。それも、言いたいのは 、社民党福島党首の<迷>発言ぶりを際立たせたいということ なのです。」あなたが主張したいのは、日本の「社民党」たたき。日本共 産党よりも「左」に位置する社民党を批判したいのでしょうか ?
「私は最初から、ある程度の工業国なら、良い悪 いは勿論あるが、軍事産業はどの国でもあるものだと思ってお り、上記の6カ国についても、全く予想通りでしたよ。なんら 驚くにあたりません。」あなたの主張にそう評論を引用されても、それはあなたの正 当性をしめすものではない。恣意的な引用だといっていいでし ょう。なぜならば、あなたの主張そのものの引用でしかないの ですから。
また、軍需産業はどの国もあるから、問題はないなどと平然 といってしまうところが、あなたの立場が貫かれているといえ るでしょう。
その立場から、「社民」は理想的なのだと朗らかにいってし まうところが、「右翼社民」の限界だといっていいでしょう。つまり、第一次大戦や第二次大戦における「右翼社民」のた どった道は、戦時体制になれば、「右翼社民」は祖国防衛主義 によって戦争動員を「左」から支えてしまうものでしかないと いうことなのです。ですからこうした立場ですから、軍需産業 はどの国もあるから、驚きに値しないなどといえるのです。
「勿論日本にだって立派にありますよ。(三菱重 工は有名但し、日本は今のところ武器禁輸だが)
でも、日本を含めて、上記6カ国、合計7カ国が軍事輸出で もっている体制かと言えば、答えはまったく NO!ですよ。 」「北欧社民」政権下における、北欧資本主義体制は、武器輸 出が顕著であるという事実を否定できません。あなたが、あげ つらった引用はあなたにとって都合のよいものを選択してあげ ているだけでしかありません。
「ひとつ事例をだしましょう。
・・ 遠山哲央の北欧通信<スエーデン最新情報>
北欧通信 第8号 講演資料2・・
これは、私のタネ本のひとつで誰でも配信を受けられますか ら、是非、皆さんも、検索してみてください。
E-mail info@nakajima-msi.com
Home Page http//www.nakajima-msi.com
私も愛読してましたが、(但し、疎読のため)うっかり見過 ごしていました。でも、北欧武器輸出でヒットしてきたので、 オヤッと思い読んで見るとありました。
さて、その講演資料2によれば、
・・スエーデンは死の商人という裏の顔があって、武器輸出で ぼろもうけしているんじゃないかといぶかったこともあります 。・・
で、スエーデンの武器輸出はGDP比0.1%以下と経済にお ける兵器産業の存在は大きくないんですよね・・やはり武器輸 出大国は米露仏英独で、・・8割以上を占め、・・豪伊加など より少ない、・・余りにちっぽけな兵器輸出国です。・・
となっている。」上記同文。
「まあ上記のほかの5カ国も似たようなものでし ょう。
と言うようなわけで、北欧諸国が軍事輸出で持っている体制 というのは、・・まあ全く話が違うよね。・・ということでし た。」上記同文。
「しかし、余りの日・スの違いから誰でも一度は 疑ってしまう事なのでしょう。
でもなかなか面白かったですよ。
やすしさんへの回答にもなりましたしね。」あなたにとって都合のいい引用の仕方で、「右翼社民」同志 の連携をみせてもらいました。
ただ、あなたがた「右翼社民」体制が、それを支える資本蓄 積能力の限界と、再分配機能が、資本側から否定されてきてい る事実をどう思いますか?また、第二インターナショナルの崩 壊から、今日まで、帝国主義には反対できない、「右翼社民」 の現実をどう考察なさいますか?あなたが理想と主張する社民 とは、帝国主義社民でしかなく、帝国主義の矛盾を克服できる ものではありません。
ソ連スターリ二スト政権の崩壊で、旧共産党が社民党に衣替 えしたり、イタリア共産党が解散し社民化したことにのっかる 風潮が日本にも知識人を中心にありますが、はっきりいえば、 スターリン主義政権の破綻であるということを抑えきれず、ソ 連スターリン主義破綻=共産主義破綻と認識している間違いだ ということでしかありません。
事実として、社民は帝国主義社民でしかなく帝国主義の矛盾 を克服しえるものではないし、ソ連の崩壊はスターリンが進め た一国社会主義の限界だったという露呈にほかなりません。
ですから、ソ連の崩壊を受けた「左派」は、スターリン主義 から帝国主義社民という右転落ではなく、スターリン主義から の決別、レーニン主義への回帰という左へのシフトをすべきな のです。
「20代の学生さんということですが、なんだか 自分の学生時代を思い出して、懐かしいものがあります。50 代ともなれば、自分達の時代はもう過ぎ去りつつあるなあと思 いながらも、一方で学生時代の出来事が、昨日のことのように 思い出されます。
田舎者の私にとって関東のY大学で経験したことは強烈なも のがあり、いろんな出会い、民青や共産党との出会いもあり、 その後の人生を決定的なものにしてくれました。」であった党派が「共産党」なのに・・・?なぜならば、あな たは、今では「右翼社民」なんかを賛美しているわけだから。
「第二インターナショナルの崩壊」レーニン著作なんかを、 民青は指定文献にしませんからね。「是非頑張って学業その他に励んでください。
それから、うっかり前回、一般欄に投稿しましたが、今回は 元にもどしました。失礼しました。」もう一度、レーニン著作を読み直されたほうがいいのではな いでしょうか?ソ連の破綻は、スターリンの「レーニン主義の 基礎」の間違いからです。スターリンはレーニンを歪曲して一 国主義建設路線に進んでいったことが、間違いであり、そもそ も社会主義は世界市場を奪わない限り存在できない体制です。 それはイギリス資本主義が世界市場を争奪し、帝国主義時代で は帝国主義国が世界市場を分割支配していることと同様です。 マルクス共産党宣言の結論は、万国の労働者団結せよです。ま た、トロツキーの「裏切られた革命」をしっかりとかみ締めて ほしいと思います。