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「科学的社会主義」討論欄

「共産主義史的唯物論の見直し」という課題に挑戦してい ます

2005/12/25 やすし 50代 自営業

 アンクル・トムさまありがとうごさいます。モーガンの 研究は昔読みましたが私の理解不足のためよく理解できません でした。

 原始共産制に疑問を持つ一方、未来共産主義にも疑問を持っ ております。資本主義の次に来る社会は、当然資本主義でない ため資本主義の矛盾はありません。質的に違う矛盾のある社会 が来ると思います。
 その新しい矛盾のある世界でも、現在の資本主義社会でも、 人々が矛盾解決に努力すれば共産主義に近づくことが出来る。 しかし、共産主義社会は理論的到達点に過ぎず、完全な共産主 義社会に到達することはないと思っています。

 資本主義社会の後に共産主義社会が来て国家がなくなるとい うのは甘いと思います。
 資本主義の後にも国家は無くならず、新しい矛盾のある社会 が来ると考えるほうが過去の歴史的流れから考えても自然だと 思います。

 共産主義者はかつて甘い未来観で人々を魅了したのです。し かし、社会主義といわれた多くの国々が破綻した今では、その ような甘い世界観は通用しません。

 現在でも未来の新しい矛盾のある社会でも、人々が主体的に 民主化の努力をすることによってこそ、共産主義社会に到達は 出来ないが近づくことが出来ると思います。
 みなさんのご意見をお待ちします。