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「科学的社会主義」討論欄

支部の党員の科学的社会主義の軽視について

1999/5/28 山本、30代、会社員

 10数年前から、東欧と旧ソ連が崩壊したもとで「ソ連崩壊論」や「体制選択論」が自民党や財界、公明党、旧民社党、旧社会党などによって流布されたことで、国民は「社会主義はだめだ」、「資本主義のほうがまだまし」と言っていましたが、最近は不況のもとで、「資本主義では仕事や雇用が増えない」、「共産党は、将来の社会のビジョンをもっているのか」などの国民の関心が増えてきています。
 今こそ、党員が科学的社会主義を日常的に学ぶことが大事になっています。しかし、私の所属している居住支部では、会議が『しんぶん赤旗』の仕分けの日なので、実質的には情勢学習もほとんどできず、我流と惰性の党活動の意思統一で終わってしまいます。
 私は、このような状況のため、いっせい地方選挙が終わってからの会議には行っていません。これでは、党員自身が、国民の日本共産党に対する疑問や質問に答えられません。情勢に対する展望も見えてきません。
このような状況を打開するには、私自身が、科学的社会主義を深く学んで、科学的社会主義のことが支部会議のなかで話題になるようリードしていきたいと思っています。
これから学ぶのは、エンゲルスの『空想から科学』です。この古典は、学生時代や民青の時に学んでいましたが、労働者になってからは全然学んでいませんでした。科学的社会主義の哲学と経済学、階級闘争を知ることができます。古典ですから現代から時代がずれていますが、現代でも受け入られるたいせつな個所や指摘を学ぶことが重要だと思います。
 私の支部の党員に対する愚痴もあって、この投稿にメッセージを描きこむことにしました。いいアイデアがありましたらよろしくお願いします。