私が最初の投稿で「ひょっとしたら共産党も何とかなるかもしれない」と書いたのは、主に川上慎一さんの投稿を読んだからでした。奇遇ですね。特別しっかりと読んだわけではありませんでしたが、私と共通する問題意識が多かったように思われました。ちょっと言っておくと、よく「二本足の活動」といわれますが、この二つの活動は並列に並べるべきものではなく、本来は一方が他方に解消されるべきものだと私は考えています(詳しくは追々組織論の所ででも)。最近は吉野傍さんとも同じ様なことを考えている気がしてきました(ちなみに最初の頃は、吉野傍さんの投稿は多すぎて読んでいませんでした)。
ところで、私がここに投稿する理由ですが、不十分な知識を見せびらかすためでもなければ、自分と意見の違う人をやっつけるためでもありません。つまり、自己満足のためではありません。もちろん、こんなことは、ここに投稿されている良心的な党員の方には分かり切ったことでしょうけど、私にとっては常に注意しなければならないことです。私が投稿する理由は、端的に言えば、私が確信している共産党本来のあり方を党員のなかに浸透させて、同時に現状を改善する方法を模索するためです。さらに、私が確信しているマルクス主義の最良のテキスト(探しておられる方が何人かおられましたが)を、一人でも多くの党員の方に読んでもらえるようになれば言うことはありません。なぜこんなことをする必要があるのかと言えば、それは共産党を正しく発展させて、将来共産主義社会を実現するためです。共産党なくして革命は起こせないが、現在の共産党ではこれは不可能だと考えているわけです。
ところが、今の私は徹底的に実力不足です。実はこんな所に投稿している場合ではありません。もっと学ばねばなりません。しかし、私の先生は実践も直接に学習である、とおっしゃっています。ここに投稿するのが実践であるかどうかは迷いましたが、条件次第では実践として捉えることができる、と考えて、投稿しているわけです。何よりもまず、共産党を立て直すには、正しい組織論を普及させなければならず、そのためには積極的に働きかけるしか方法がないのです。こういったメディアは絶好の場だと考えています。
前にも書きましたが、当面私は、レーニンの真理論・矛盾論の誤りを指摘したいと思います。その上で、組織論が展開できればいいと思っています(といっても、全部私の先生の見解の紹介程度ですが)。