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「組織論・運動論」討論欄

残念、3.20イラク反戦集会分裂との事

2004/3/6 化石、50代、失業的フリーター

   3.20イラク反戦集会が、統一行動で共産党も一緒というふうに思いこんでいましたが、寄らば大樹の陰さんの投稿を読んで知りました。色んな団体が参加してますので、共産党の体質から統一はないだろうと思っていましたから、分裂という事で何故か納得しました。、、と言うものの、共産党というのは、何時の時代も、やっかいな人達だなと。

 30年以上も前の党活動時代も、この体質には絶えず絶望していました。末端党員でしたので、党中央幹部達の独善的体質については、読み聞きでしか知りませんが、地区、市、細胞幹部達も、その独善と閉鎖的な本質には何ら変わる事はなかったです。上部構造とそれを支える下部構造でしょうか。
 彼らは大衆行動、大衆運動等に無知、無能なクセにプライドだけは高かったですから、ひじょうにやっかいな者達でした。まとめる力が無いのに指導する立場、高い立場の方達。共産党が、大衆団体とか市民団体に動かされるとか、同等レベルに置かれるという事は、幹部達が無能な故に耐え難いという事があるようでした。いくら議論し納得させても、卑小な幹部達は、いざとなると手抜きしてくるし、ひどい時は、ボイコットしてしまうという事もありました。
 70年前後の安保、沖縄闘争の頃は、大衆の高揚、学生運動も強力でしたから、無能幹部達でも、有能な末端党員の支持も得て有無を言わさず運動に巻き込めたという事でしたが、現在の状況では、どう言うふうになるのでしょうか。色々と心してかかる必要があるかなと、、。

 イラク反戦デーの分裂行動で、憲法改悪が日程に上がりつつある情勢の中、憲法改悪阻止の闘いで共産党の危険な体質が発揮されると警戒しています。
 いざと言う時に必ず理路整然と分裂行動をとって、左翼運動中心部から、体制側の難題な課題達成を大いに助ける。と言う事が起きるのではないかと思っています。
 古くからの党員であれば、よく判ると思いますが、どうでしょうか。

 二十歳前後の頃でしょうか、あの悪名高い 4.17ゼネストの中止運動の時は、全党あげての緊急体制で早朝細胞会議を開いて、全逓宝樹一派とアメリカ帝国主義の挑発に乗る行為だと細胞長が説明、赤旗にも、ストライキが、職場の活動家の摘発処分の為だと言う、挑発の数々の証拠が記載されました。スト中止活動の意思統一をして公労協関係の組合員の家に押しかけて4.17ゼネラルストライキの中止を説得して回りました。結果ストライキは中止になりましたが、後日、突然、党の指導は誤っていた自己批判する、一部幹部の偏った情勢分析が原因であったと、宮本書記長は北京で療養中だった、それで直接の責任者は切腹と言うわけ。
 これで、公労協内の多くの党員組合員が統制違反で除名とかの処分を受けて、日本の労働運動の右傾化に、共産党は大いに貢献してしまった。 当時、処分された公務員の先輩共産党のおじさん達は長い間、放心状態になっていました。戦闘力も失われました。指導する奴も馬鹿、真に受けて走り回る下部党員も馬鹿、と馬鹿を100回言っても、言いたらない程の大事件でした。

 色んな節目節目に、党の指導性、独善を発揮して分裂のくさびを打ち込む。蹴散らせればいいですが、、。
 罵倒、八つ当たりしつつ、厄介な者達とつき合いつつの運動は疲れますが、それぞれの良心を信頼して歩むしか無し。