多くの良識ある共産党支持者が、今回の参院選の結果をうれいている。別の欄でとんびさんが「護憲統一戦線政府」を構想提起された。 私も、共産党にアクテイブな行動を期待したい。
もしも共産党が「前衛」なら、議席にこだわらずに、少しでも平和護憲勢力が躍進あするように、戦前の党員が労農党などで活動したしたように、他の護憲政党の飛躍の黒子に徹してほしい。
もしも共産党が「国民政党」ならば、市民運動や野党との交流を促進して、少しでも共闘を拡大して、多くの国民の声を結集する方向で健闘してほしい。
いずれにしても、日本共産党の議席は衆参両院でともに一桁。人民的議会主義路線としてぎりぎりの状態にある。選挙法のあいつぐ改悪やマスコミの保守化など、情勢はきびしいけれど、そこを乗り越える展望を示してほしい。
路線論争はいずれがよりよい道を進むかの科学的論議と共同的対話を止揚したものでありたい。論争さえ起こらず無気力上位下達では、なにものも生まれない。
厳しい政治的情勢の中を堂々と前進する道を提起して、共産党の内外に国民的視野を提示してつぎの課題をわかりやすく提起すること。
それがパイオニアであろう。