民主集中制について、(人文学徒さまが紹介しておられるように)田口富久治教授の論文で論破されているとおもいます。
当時渋谷の民青会館に「学習会」の名目で呼び集められ、今井伸英「学生対策部長」が「前衛党の組織原則については(党員には)研究の自由は無い」と言い切りました。
私は「それでは、政治学も憲法学も研究できないではないか?」と疑問を持ちはじめました。
そのころ、一橋の自治会委員長が党を批判して除名になったという「うわさ」をききましたが、たぶん加藤哲郎氏だったのでしょう。
新日和見主義について、「悪いから悪いと」教え込まれるばかりで、「どこがどう悪いのか」ちっとも理解できませんでした。
川上氏・油井の本を読んで「自分なりにそういうことだったのか?」とわかりました。
党組織の中枢に「スパイ」が入り込むと「民主集中制のうたい文句」とは逆に「駆除できずに組織を破壊しつくされてしまう」のだなあというのが、現在の感想です。
で、自分が「楽しい」と思えないことを、人に勧めるのはもっと楽しくないなあ。なんて思っています。
「たぶん加藤哲郎氏だったのでしょう。」
すみません加藤哲郎一橋大学教授は東京大学法学部のご卒業で当時は確か大月書店
の編集部におられたと思いますのでここの部分は削除していただければと思います。