貴方の本欄への御投稿拝見しました。最近(参院選惨敗)まで党に在籍したものとして、反論します。
1)日本の軍国化の進行している現在。2大政党制とはいっても、自民党も民主党も所詮は同じ穴の狢。様々な欠点は抱えつつ、国政選挙も惨敗続きとはいえ、反対勢力としての日本共産党は重要です。
2)しかし、現在の党中央は「こうした国民の自らへの期待に謙虚に真摯に応えようとしている」と果たしていえるのでしょうか?昨年参院選では、市田書記局長は「自らの国会議席を守る為」3人の比例区現職議員を候補から外しました。結果は得票大幅減の惨敗でした。「2000年以後度重なる国政地方選挙での後退」に対しても、2度の党大会では何等党中央の指導責任は問われませんでした。機関紙読者、党員、議員減の党財政危機の中で、「現在のバベルの虚塔」よろしく、新党本部ビルは多額の費用をかけて建設されました。
3)以上の罪状を挙げるだけでも、「現在の党中央が如何に国民の期待に応えていないか」明らかではありませんか。「国民生活の未曾有の危機を如何に解決するか」は、党員支持者に課せられた宿題であります。そして党中央は「その先頭に立って指導する責任」があります。しかるに、「責任を果たさず自己保身にばかり走っている」のが現状です。
4)こうした「党中央の誤った姿勢を内部から批判していく」ことと、「国民を守ること」とは、統一的に行われなければならないのですよ。