色々な疑問をお持ちのアライグマさんが、なぜ共産党を支持され、入党を希望されているのかはっきりとは分かりませんが、私のようにとうが立ちすぎた人間には、まだ選べる余地のある貴方がうらやましく思えてなりません。
しかしはっきりしていることは、「党があって始まる」のではなく、アライグマさんが存在し、何か活動していて、はじめてその選択が出来ると言うことです。
「党の選択などどうでも良い」とは申しませんが、それに近いと思います。
まずアライグマという「個」があって、何事かに関心を持ち、チャレンジして初めてスタートが切れる、その活動の中に共産党が見え、自分と合致する部分があれば、その時党内で活動したらいい。
また活動していておかしいことがあり、しかしそれがどんなにもがいても、修復不可能であれば、抜け出して別の党を作っても良いし、他の既成の政党などに入ってもいい。
マルクスの時代にもヘーゲル派や諸々の政党があり、考え方があった、若きマルクスも自分が絶対正しい等とは言っていない、党が選択されるのは実際の行動で、現実で大衆に、労働者によって選別され、淘汰されて行くのです。
正直、党なんて本当にいい加減だと思います、気休めだけかもしれない、党はあくまで「個」の、「活動する個の結集体」なのです、各々の人が「党」なんです。
その逆ではありません、志位さんが命令し、方針を出したから絶対従えなんて「党」ではないと思います。
今の「民主集中制」なんてそんな感じがします。
「個」として、主体の「個」としてその方針を様々の角度から勉強し確認し、行動して正しいと確信出来たら、そのように活動すべきですが、現実の党なんて決して万能ではないのです、間違いだらけで右往左往しているのが現実です。
確かに党の方針や、考え方、指示に従っておれば気は楽だし、そう考えることもいらない、しかしそのことが現実として、党の力を削いでしまっている、それが停滞を引き寄せているのです。
「個の結集体が党」なんだから、本当はみんな足していけばもっと大きな力となる筈です、しかし現実は大きな引き算になっているのです。
やるべきことは幾らでもあるし、また人間何でも出来る、「個」なんて無限な気がしています、アライグマさん、そんなに悩まず、やれることからやっていけばいい、やれば展望は必ず開いて来ます。
党のことなどまだ気にしないで良い、自分で精一杯頑張れば評価など後からついて来ます。