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「組織論・運動論」討論欄

レフティーさんの質問と皆さんのアドバイス、Forza Gyapponさんのレスで

2005/12/21 パルタ 30代

 勉強になりました。これは党専従を目指す他の人にとっ ても参考になったと思います。意外と同じようなことを考えて いる方も多いかも知れません。
 私はこれまで党専従というのは、「一般の労働者と違って綺 麗なオフィスできっちりした労働時間で良い暮らしをしている のだろう」と勝手に推測していました。何しろ党本部の建物が 綺麗になり労働者の批判を浴びたからですが、現実はなかなか 厳しいようですね。
 恥ずかしながら、実はこれまで一度も共産党の組織について は考えたことがなかったのですが、やはり就職先として共産党 などを考えるのであれば、経験が豊富な30代以上のアドバイ スの方が的確で間違いないだろうと思いました。
 党専従に対しては、純粋培養で平和で安定した暮らしのイメ ージが強かったが、精神疾患にかかるほど、党官僚は党官僚な りに色々な苦労がある訳だ。一方で私たちの暮らしは思想的な 締め付けが益々強化され、戦後60年もたったというより「国体 の本義」や「臣民の道」が配布された頃の考え方に近づいてい る状況だ。監視強化・犯罪の増加・精神疾患の増加・アカハラ の増加。
 このような状況を改善し、安心できる社会づくりを目指す場 合に、私も党組織が就職を目指す若者達をはじめとする外部の 人達とどう関わっているのか、もっと具体的に研究した方が良 いと思いました。
 私はこれ以上殺意をも含んだような疲れ切って精神が歪んだ 人間ばかり見たくはない。お互いのイライラが増幅し合って益 々悪循環になっていく。そういう世界が今の日本なんだと思っ ています。インターネットの世界一つ取っても暴力的差別的な 言説が至る所で支配的であり、他人を抑圧し、支配することし か考えてないファシスト人間が日本にうじゃうじゃいるのだと いうことは再確認できました。私はネットの世界に地獄を見た し、ファシストは心に地獄を持つ悪魔だと思いました。そして 、地獄とは、あの世ではなく、まさに人の心とこの世にこそあ るのでしょうね。
 今や黙っていても、地獄は近づいてくるような状況になって きています。今の日本の労働者はそれこそ誰かを救うどころか 、自分自身が生きるためにも闘う必要があるのですね。日本の 労働者に明日はないかも知れない。明日は雨ならぬ地震。まさ に今日やれることは何だろうと考えねばならないのでしょう。
 だからこそこういう日本の状況を変えるためには、党に対す るイメージも漠然としたものではなく、どこがどういう働きを しているのかはっきりと理解していかないと駄目な訳ですね。 そこが曖昧なまま批判や支持をしても具体性がないから政治的 に生きてこない側面がある。実際に共産党の組織を知らずに批 判や支持をした場合、それは自分の生活とは切り離された抽象 的な存在な訳で、具体性がないのですね。