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「組織論・運動論」討論欄

新社会党との共闘を巡る本質問題

2006/02/04 杜魯月 20代 学習塾講師

 新社会党と解同との関係は、以下の通りである;
1.新社会党の創設者である小森龍邦は、元解同書記長である。
 泣く子も黙ると言う広島解同の大立者であり、戸手商業暴力事件では、逮捕、有罪となっている。

2. 現委員長の栗原君子は、この小森の広島解同地盤を引継いだ。
 地元とでは、特に教育界では、解同と栗原の関係はつとに有名だ。
3. 解同兵庫支部のサイトでは、解同の刊行物として、新社会党機関紙  が毎号掲載。これを見ても、両者が一体である実態が浮き彫りになる。

 新社会党と解同との関係は、まず第一に創立時からの歴史的なもの、そして、実質的に広島と兵庫の解同の支援でかろうじて政脈を保っていると言う新社会党の実態に起因している。

 護憲闘争と言うテーマで、全国レヴェルの一大政党共闘を申し入れる以上、いままでの様に「解同」との関係を曖昧にしたままでは済まされない。共産党は、他でも無い「護憲闘争」だからこそ、新社会党との共闘を断ったのである。何故なら、”護憲”も”解同との闘い”も日本の自由と民主主義を守ると言う共通テーマであるからだ。
 ”八尾事件”などで、自由と民主主義を踏みにじって来た解同。
 新社会党は、「解同」との関係をきっちり清算し、護憲を語るに相応しい党になることが先決だ。