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「組織論・運動論」討論欄

現状では日本共産党に政権を与えてはいけない

2006/02/23 岩井小桑 30代 会社員

 新社会党との共闘問題の討論がこちらのコーナーでなされているのに今まで気づきませんでした。 最近、2チャンネル@共産板でもこのテーマでスレが立っています。
 そのスレの中で共産党の立場を擁護しているつもりらしい人の珍論(私から見てですが)を見るとほぼ有り得ない仮定ですが、「日本共産党に政権を与えてはいけない」ことを認識しました。(この人が、共産党の評価を落とそうとしている自民なり民主なりの支持者であれば別ですが。)
http://money4.2ch.net/test/read.cgi/kyousan/1138407147/400-700

 話が飛びますが、「一党独裁」と悪評高い中国や朝鮮民主主義人民共和国でも実は「一党制」ではありません。 それなりに多くの衛星政党が存在します。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%A1%9B%E6%98%9F%E6%94%BF%E5%85%9A

 中国の衛星政党については下記を参照してください。 http://jp.chinabroadcast.cn/chinaabc/chapter2/chapter20402.htm

 新社会党との共闘拒否問題が「反響を呼んだ」ため、「全国政党としては共闘相手はいない」はずだったのが、幾日もたたないうちに社民党(これは全国政党ではないのか?)への共闘を申し込む「はめ」になったと観察しています。(もちろん、共闘しないよりした方がずっといいが。) 社民党は勢力がそれなりにあり、むげな取り扱いはできなかったのに対し、新社会党は小さいため「本音の応対」が可能であったと見るのはうがちすぎでしょうか?
 共産党の「本音の応対」とは自党以外の政治勢力は存在しないでもらいたい。 どうしても存在するなら、中国や朝鮮民主主義人民共和国における衛星政党と同様の存在として存在するべしという。
 いみじくも上記の「中国の衛星政党紹介サイト」は述べています。 「民主党派は政治上で中国共産党の指導を擁護する。」そして、「肝胆相照らし、光栄と屈辱を共にする。」(光栄と屈辱を共にするという言葉の裏面の意味は本当に深長だ。 つまり共産党及びその価値観に対する批判者として存在してはいけない。) 政策が近似していても共産党を批判しているから共闘相手にできないという発言がいかに日本国住民に対して日本共産党が中国共産党や朝鮮労働党と本音の部分では近似しているのではないかという疑惑を呼び起こすかに思い至らなかったらしい。