PINKOさんがおっしゃっているのは共闘したい(あるいは
共闘してもしても良い)んだけど、国会内での闘争上はあまり
意味がないし、民主党対策の方が重要じゃないかということで
すよね。
それはそれで理解できますが、私はそもそも共産党とは一緒
にやるべきではないと思っています。憲法の危機に了見の狭い
ことを言うなという批判を浴びそうですが、イヤなものはイヤ
だし、マイナスだと思うんだからしょうがない。こっちはすで
に幅広く共闘しているのに、共産党が入ってきたら、やれだれ
はケシカラン、だれは外せとか言い出すのは明白。共闘の枠組
みが壊れてしまうよ。みんながみんな「さざ波」の人みたいだ
ったらいいだろけど、圧倒的主流は排除の論理ガンガンの人た
ちが機関を握っているわけでしょう。原水禁運動の再分裂の経
緯なんか典型的だけど、「一致できる者だけ共闘の枠に入れて
やる」っていうのが共産党のいう共同なるもの。要するにいっ
しょにやるなら共産党の気に入らないヤツは排除しろってこと
でしょう。
私が共闘している人の中には、元共産党員(反党分子)や現
・元新左翼(ニセ左翼)の人も少なくないので、共産党にガタ
ガタ言われるのは必至。現に共産党はこの間も9条連は革マル
だからケシカランとかしきりに言っていますよ。私も革マル派
は共産党以上に嫌いだけど、レッテル貼りして排除したりはし
ない。排除の論理を許さないためには、排除の論理で動く組織
を排除しなくてはなりません。その典型が共産党なんですよ。
実際、この前の選挙のとき志位さんは演説で、社民党を改憲
勢力だって罵っていましたよ。社民党のようないい加減で勝手
勝手なことをいう党じゃないんだから、共産党は組織として社
民党を改憲勢力と位置づけているってことです。改憲派と罵ら
れながら護憲の共闘しようなんてお人好しなことを考えない方
がいいと思います。
一緒にやって足を引っ張られるより、別々に撃つことがよい
のではないでしょうか。まあ困ったことですが。
さざ波の皆さん頑張って共産党を変えてください!