原仙作さんの全野党共闘論を、三国志に喩えたら単純で分かりやすいと思います。
護憲派は蜀(実際の国号は漢)=劉備。
自民党が魏=曹操
民主党が呉=孫権
自民党=魏は漢王朝を簒奪しようとたくらんでいる(=憲法を改悪しようとしている)。
民主党=呉は魏と争いつつも、漢王朝=憲法を再興しようとは思っていない。しかし党内には、魯粛のような、親劉備派と、呂蒙のような親魏派がいて対立している。
われわれは劉備ですから、曹操=自民党によってないがしろにされた、漢王朝=日本国憲法の再興を掲げている。
(実は、我々こそが「保守本流」なんですね。戦前でも「革新」というのは四王天中将ら、軍国主義者のことを指しました。四王天中将は翼賛選挙で、東京4区で全国最高点当選しました。)
我々は、魏に攻め込んで領土を拡大しなければならない(平和勢力拡大)。一方で、東は孫権と和し、孫権の矛先を曹操に向けさせないといけない。
ところが、実際の歴史では、荊州の主将・関羽は、孫権と大喧嘩し、呂蒙の侵攻を受けて処刑されてしまいます。怒り狂った劉備は、孫権を攻めますが、夷陵の戦いにおいて、陸遜の火攻めにあい、惨敗。
馬良、憑習、張南、沙摩珂、傳彫、程畿(演義では黄忠、孫乾も)が戦死。
劉備もほうほうのていで逃れますが、諸葛亮に後を託して、ショック死してしまいます。
私たちは、夷陵の愚行だけは避けてはいけない。
一時、共産党が80年代に同じことをやってしまった。荊州(=大阪府)の関羽=黒田知事を社公民=呉に討たれた劉備=宮本共産党は、社会党に死亡宣告をしてしまい、社会党主要打撃に走ったが、多くの議席を失い、孤立化して衰退してしまいました。
こんなことになってはいけません。
民主党は確かに漢王朝再興の志はない。しかし、曹操=魏を倒す上では敵に回すこともない。こんなことを考えています。
原様、レスありがとうございました。
社会市民連合は、全野党共闘を支持しつつも、その中で、きちんと市民の目線に立った軸を出していく必要があると考えています。それをたとえ民主党候補相手であっても少しでも飲ませていく。
今は、MLで議論を開始したところです。女性が6割ですが、男性も歓迎です。三井マリ子代表(高名な女性政策研究家)、さとうしゅういち副代表(私と同年代の男性でありながら、フェミニズム運動にも積極的。一方で民主党とも国民新党とも付き合うバランス感覚あり。)、池辺幸恵さん(平和共同候補運動のリーダーの一人)、地元経済界でも有名な敏腕IT経営者など、「大物」揃いですが、むしろ、大物のコアなメンバーが上から指令を出すのではなく、コアメンバーは一番下で、組織を支える。
そしてその上が、積極的に参加してくる市民、そして、その上が、一般市民で興味を持ってくれる人、という感じの、「起き上がりこぼし型」の組織を目指しています。ピラミッドのような不動ではなく、揺らぎを持たせ、その中でアウフヘーベンを図っていく。新時代の組織を考えています。
http://groups.yahoo.co.jp/group/socialcitizen/
http://www.geocities.jp/socialcitizenunion/
政党ではなく、市民の連合体ですから、誰でも参加できます。
当面、
1、市民へのオルタナティブな情報提供
2、政党や政治家への政策提言
3、平和主義者の特に女性議員を増やすこと
を活動方針としています。皆様のご参加をお待ちしております。
(どの段階でも結構です。)よろしくおねがいします。
さざ波通信のような掲示板と、もう少し、リアルタイムで討論を深め、具体的アクションをする当連合が補完しあえたら面白いとはおもっています。