はじめて投稿します。
翼賛化激しい今、孤立の感は否めないにしても飲みこまれずにいる日本共産党(以下日共)に敬意を表します。
不思議に思っていることがあります。
①なぜ、民主主義を掲げる政党なのに、委員長選に対立候補が出ないのですか? 全国の多くの党員が組織されている党なら、あらゆる階層からの要求・陳情があるはず。となれば当然相反する利害の要求もあるはず。にもかかわらず、選挙にならないのは変。民主集中制は、ソ連で独裁化した例もあり危うい制度。せめて委員長は、激論と選挙戦が必要ではありませんか? それとも水面下で調整してるのでしょうか。
②なぜ党幹部は東大出がほとんどなのですか?
優秀な人材が幹部に登用されることには疑問を抱いてはおりませんが、あまり、東大出ばかりだと、執行委員会内が同窓会、OB会の延長になり、個人的人間関係の力学で事が決まる危険性大。
民主集中制の危険な部分とリンクされると本当に独裁制になってしまうと危惧しています。
民主集中制のメリット(即応性と団結)は認めますし、いまの日共が独裁体制にならずに戦後続いている事実(詳しくはないが)は驚きをもって認識しています。ただしそれが未来永劫保証されていないことも事実です。
③私有財産の所有も認めた今、共産主義政党である意味はなに。
戦略(つまり票集め)として「私有財産の所有も認める」ということと理解していますが、それ以外に積極的な意味がみえません。
過渡的な方針で、未来は私有財産廃絶とお考えなら、はっきり国民に言うべきです。
科学的社会主義は、「私有財産が資本制の出発点」と暴露し、資本主義の幻想を打ち破ってきたのではないですか? そして日共はその役目を前衛党として担ってきたのではないですか?
にもかかわらず新たに国民を資本主義の幻想(物象化)を与えることは、資本家に手を貸したことになります。財界は大喜びです。
もし本気で、「憲法に書いているから」と言うのなら、共産主義とは無縁の理由なので、党名を返上して解党・再出発をすべきと考えます。
#「共産党」は日本以外にもあるので「日共」と略しました。ソ連の外国共産党への介入により変節した過去以外にも19~20世紀半ばまで、世界を二分した思想の政党で、「共に産む党」という甘言を弄す道具ではないので、厳しく言わせてもらいました。党員の方のご意見を楽しみにしてます。
1917さんは、JCPウォッチ等で活躍されていた「1917/1968」氏と同一人物なのでしょうか? 「1917/1968」氏は、一貫して日本共産党の打倒・解体を主張されていたましたので、同一人物なのであれば、本サイトの規定に反するため、今後の掲載を見合させていただくことになります。今回の投稿を見るかぎりでは、そのような立場は明示されておらず、判断材料がありませんので掲載しました。ご本人からの回答をお待ちしています。(編集部)