現綱領の良質な部分を発展させたいという主観的意図にもとづき若干の提案をします。民主主義革命の実現のためには、右翼的潮流を支える最大の権威的源泉である天皇制という君主制度の廃絶が不可欠であると考えます。そこで天皇制廃絶へ向けての、当面する具体的な行動綱領のたたき台(の一部)を提案いたします。
今直ちに思いつく程度で挙げると、たとえば、
1)天皇の地位の国家公務員化(国事行為を労働に準じるものとみなし、改正公務員法に基づき賃金を支払う)と所得にもとづく課税。
2)皇室関連予算の大幅縮小→廃絶。
3)宮内庁の大幅縮小整理→廃止、および緊急には宮内庁陵墓管理制度の改革と自由な研究学術調査の保障。
4)「軍人恩給」の大幅縮小→廃絶、および在日韓国・朝鮮人などへの国家的戦後補償体制の整備などがあると思います。
他にもまだまだいろいろあろうかと思いますが、皆さん共に考えませんか。