「支部が主人公」といわれる割に、支部の権限が明確になっていない。
そのため、支部の標的がまったく不鮮明になっている。新聞の拡大における党建設、議員の選挙勝利、首長選での革新首長の誕生、どれもこれも魅力のないもので、到達点を確認できるものではない。
ゆえに、全国の支部の活性化が生まれないでいるではないか。
当面、その地域の街づくりの政策的権限は、すべて、支部機関がもつという風に、上級機関の果たすべき役割を明確に抑制して、自立して支部活動が展開されるようにしないと再生の展望は生まれないのではないかと考える。