ア.政権の枠組み
イ.政策の優先順位
「さざ波通信」の投稿者の方々はどのような考えをお持ちでしょうか? アについては、1の指導部と1に反対の方々の対立があります。1の問題点は、民主党の方で政策以前の拒否反応があり、(社民党の方は不明)指導部の考え通りになりそうもない状況です。
実際1の連立で自自公に代わる本格的な政権になる可能性はほとんどない。民主党中心の政権で出される法案のすべてを共産党が賛成することは、党の分裂なしにはありえない。しかしイの2や自民党が反対する法案を共産党が、閣外協力で賛成して成立させる場合も少しはあるだろう(夫婦別姓を柱とする民法改正案等)。
私は、2010年を目標にしてアの2を目指すべきだと考えます。
それまでに共産党は、自己革新を遂げながら、社民党との間で本格政権で実行する政策とその優先順位を協議し、合意内容を公約として選挙するべきだ。(民主党や公明党が閣外協力する場合もふくめて)与党として改革を進めるべきだ。私は、マルクス的な社会主義には反対だが、それ以外の左派の主張には共感できる所も多い。
そこで、不破氏と土井氏の双方の改革案で合意できる点を模索して欲しい。さらにここで投稿されている方々は、改革の優先順位の案を出して頂きたい。私は、防衛問題よりも労働者の身近な権利の問題を優先して欲しい。