3中総が開かれるそうであるが、今回の選挙、小泉内閣へ真正面から批判した事は、歴史的な価値をやがて発揮されるそうである。
しかし、この方針、選挙の始めから、党が骨太の対抗姿勢であったわけではない。現に私の知っている組織では、「小泉内閣の政策に真っ向から反対する共産党」という見出しを、党中央の中枢のところから、指示され、削られたのである。共産党の支持者にまで、こんなに支持されている小泉支持層に、今は、逆らっては、得策でないという判断からであった。
私は途中から政策判断を変えたからから問題であるといっているわけではない。状況が複雑であるなら、当然変化させることはある。その政策変更過程を鮮明にしてほしいとおもうのである。
そうでないと、わかりやすい、断固として、筋を通す事が好きな単細胞的な人が喜ぶ総括になるだけである。