不破さんが、現在の中国体制を評価しすぎているという意見があるようですが、これは、直接訪問した国にたいする単なるリップサービスで言っているのです。不破さんのような慧眼の持ち主であれば、現在中国がもっている問題点や課題は、そんなものは、お見通しなのでありますが、そこは、そんなことを直接指摘しては、相手にたいする配慮ある対応とはいえません。そんなことは、今後、中国が崩壊したならば、「あれは、まったく、有効性がないものであって、失敗するのは、当然のこと。社会主義とは縁もないものであり、われわれはそう考え、注意深く見守るっていたが、崩壊したなら、歓迎する」とでも声明でもすればよいのて゜しょう。ただし、そういった声明で、相手の新政権が、気を悪くしない場合にかぎってのものですが。それが、世の中の付き合い、つまり、外交というものなのではないでしょうかね。