鳥取県知事選への共産党の対応のひどさは目に余りますね。
県委員会はいろいろ下らない言い訳をしているようですが、とうとう公党として都道府県レベルでの候補者擁立能力すらまともに発揮できなくなってきたのでしょう。
例の「共産党系有力単産」、日本医労連。
共産党系労組の大黒柱的存在である医労連でさえ、この鳥取県には独自の県連組織が確立できていません。となりの島根と「山陰医労連」をつくって、県組織の無さをカバーしています。
候補者擁立見送り。こんなことを何回か続けてやっていると、組織の力は見る見るうちに落ちてゆきます。そしてまた不戦敗。悪循環に陥ること請け合いである。
やがて共産党も県組織を維持できなくなり、となりの島根と「山陰地方委員会」をつくって、県組織の無さをカバーする、なんてことになりはしまいか。それはそれで面白いが。
でも、専従者のリストラはいけません。そんなことをしたら労働争議ものです。その時には、医労連にも支援要請をしましょう。闘争を通じて組織拡大。これが労働組合・大衆団体の正しい、原則的な組織拡大方針です。その結果、医労連は見事に鳥取で組織を拡大し、県連を確立。共産党のお家騒動は、見事に医労連に貢献するのでした。