長壁さんから、都知事選について丁寧な質問もあったが、なにもできずにいた。辛淑玉さんは素敵なかたであり、本来は都知事に推したい女性である。しかし日本国籍で30歳以上という反国際的規定のもとでは、それもかなわないかもしれぬ。
私はいままで、都知事選に中村敦夫氏を推薦する取組みをささやかに取り組んできた。しかし、当人は辞退している。そして、もう公示もせまってきた。
今回の都知事選は、現職石原都知事が二期目を正式出馬を7日に表明した。対する日本共産党は、若林義春氏が先に出馬を公表している。ほかに民主党が候補を模索中。
ときは既に選挙戦に一直線。
私は石原慎太郎氏 「以外の人物を」応援したいよ思う。
その資格として、憲法を擁護して、イラク戦争や戦争賛美の軍国主義者を批判する。その二点に絞って、選挙を戦う候補たちを応援することに、自分のスタンスを決めようと思う。
選挙は、統一戦線勢力の結集にいたらなかった。
だが候補は樹立できなくとも、「護憲・平和のストーム」を広範な有権者側に巻き起こしたいものだ。
選挙する投票者の、広く反戦争と憲法擁護の大きな結集を期待したい。
3月8日。
広汎なひろびとが、日比谷で集会をもっている。
4万人が集結したときく。
このようなうねりが都内でもたれている。それをリードする政治家がいるか?
いないとも言わないが、ことと知事選においては、いまのうねりを首都にいかせる組織の実在はあやうい。
それでも、しかたない。
あるがままの条件のなかから、
高まる平和を願う世界中の民衆と連帯して、
支配されている民衆の側において、
護憲と平和を実現しようとする熱気の風が吹き荒れることをめざしたい。
私たちの望むものは
あなたを殺すことではなく
私たちの望むものは
あなたと生き続けることなのだ
(岡林信康作詞作品より)
特定の支援候補はいない。
しかし「護憲・平和/東京勝手連」をインターネットでよびかけたい。そう思う。関心と対案のあるかたがたとともに、石原慎太郎知事の「改憲・戦争」路線を批判したいと思う。
どじな私だが、できることは取組みつづけ、次代から歴史の検証をされたときに、事なかれ主義で過ごし、時代における真実と無縁な存在ではいたくない。
そう思う。