GDPの約10%が財政赤字。そして国、地方合わせた長期債務残高が約700兆円あります。レーガン大統領がレーガノミックスで赤字を垂れ流した時で財政赤字はGDPの約6%、1960年代イギリスの経済が英国病を言われ衰退したときも約6%。この時アメリカ、イギリスとも経済は大変悪くなりました。
しかし日本では10%も財政赤字があるのに、その時の米英よりましだと思います。不景気だと言いながら、店には物があふれ、多くの人がたまにはレストランに行き、家ではシャワー、クーラーのある生活が出来ます。これは日本人が高齢化に備えて貯蓄していて、そのお金があるからだと思います。これが約1200兆円くらいでしょうか。
しかしあと5,6年すれば老齢化に伴い猛烈な取り崩しが始まります。この時が財政再建、不良債権含め、手を打つにはタイムリミットだと思います。
人口が減少する2007年までくらいになんとかしたいとダメなのではないでしょうか。人口が減ると税金も減ってきます。そうなると財政再建が出来にくくなります。ここ数年で日本が生き残れる、国民が合意出来る政策を是非実施して欲しい。