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「現状分析と対抗戦略」討論欄

そんなもんじゃないか?

2003/7/30 三冠王、大学教員

 もともと共産党には興味があり、民青同盟の方とも昔は良くお話しました。
 そこでよく分かったこと。民主集中制、というのは結論ありきのことをチューターなり世話役と呼ばれる人が議論を(彼らの)あるべき方向に誘導し、それをもって「民主的に」決定しました、ということ。
 結局、社会に生きる限り「権力」にはどうしようもないということですよ。
 自民党などの方が、権力を掌握するためにまだ「数」を頼っているだけマシかもしれない、とも思いますが・・・ 共産党さんは数なんか関係なくて、上の意向がすべてだからねぇ。
 官僚主義と民主集中制とどう差異があるのか、という質問をされても、まっとうな(言葉遊びではない)答えが出ないんですよ。
 まぁ、日本共産党はあくまで日本共産党であって、いわゆる普通の共産党とは訳が違うというのも彼らの言い分です。そして出自に関してもソ連とは関係ないんだよ、という人もいますが・・・
 コミンテルンの日本支部という役割だった草創期があったのはどう説明するのでしょうか?
 それとも、宮本体制になってからは違う組織になったので関係ない、と説明するのでしょうか・・・
 もしそうなら、「ご自分に非常に都合が良いですね!」と言いたいですね。何しろ、戦前から変わっていないのは我が党だけ、というのがキャッチフレーズじゃないですか!
 あと、もうひとつ、自衛隊もついに認めたし、消費税も「3%に下げろ」とは言いますが、その存在は既に認めている日本共産党。
 ・・・ということは自民党政治の追従者として10年後を追っている、と考えていいのですか?
 きっと10年後は年金改悪も健康保険も、ま、しょうがないか・・・となっていることでしょう。
 ここまで柔軟な政党とは思わなかったです、日本共産党って(笑)。