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「現状分析と対抗戦略」討論欄

その12  ・・・日本と韓国そして在日の方々・・・

2003/9/7 結城克也、40代、工場労働者

 小学校時代、在日の3兄弟がおられて3人とも勉強もスポーツも優秀で絵なんかも抜群にうまいスーパーマンで大変尊敬していた。
 今も在日の方々が職場におられるが優秀な人が多く、上司の評価も高い。今年、在日の一人から韓国に行こうと誘われており行く予定にしている。少し前、韓国から仕事の関係で8名ほど工場に1ヶ月間滞在され色々話を聞いた。彼らはみんな朝鮮半島を統一できればという。理由は、統一することにより、地続きで中国、ロシアに経済進出が可能になるということ。
 それと色々話して感じるのは、彼らは中国を親みたいに感じているが、日本は弟みたいに感じているところがある。娘がソウルに修学旅行でホームステイした話や、弥生人そして天皇家も朝鮮半島から来たと思う話をすると大変喜んで、「そんなこと云う日本人は初めてだ。あなたは韓国人だ」と大変喜び、自分の持っている高価なものをくれたりした。

 色々聞くと韓国における反日とは、「植民地支配まで至った日本人の野蛮な資質は、そんなに簡単に直らない。韓国人が日本人に自覚させ、改めさせる必要がある。問題は、植民地支配そのものというより、日本人のそのもの資質に起因している」から来るらしい。そこに予断の根がある。日本が色々な場面で何回も謝罪しても、韓国の方たちに「日本人に対する不信」が留保される結果となる。

 色々難しいが、隣の国でもあり、お互いを理解し、新しい未来を友好的に切り拓いて行きたいもの。