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「現状分析と対抗戦略」討論欄

原さんへ、皆さんへ

2004/1/16 評論家N、60代以上、年金生活者

原さんへ

原さん、さすがの原さんもさすがに苦しいですね。
私も苦しんでますよ。
私は、党大会の帰趨がどうあれ(それはそれ自体として重大ですが)、この問題こそ が間もなく国内政治における最大の闘争課題になるのではないかと強く危惧をしてい ますよ。「国民投票法」の制定をめぐる昨今の事態と、それがもたらす結果の重大性 こそ、今、日本の全共産主義者、全左翼、全平和主義者に総力、死力を挙げての対処 を求めているはずです。理論的にも実践的にも。

私は、この問題で現指導部はまともには闘えないと思います。「国民主権」原則や 「多数者革命」路線をお題目に、天皇制や自衛隊問題で自らの右傾化を糊塗するよう な今の指導部では、反戦・平和の陣営全体に胸に落ちるまでの確信を与えられないは ずです。隊列の大きな部分が自家撞着で身悶えるか、全体がいっきにもって行かれて しまいかねないんじゃないでしょうか。
もっとも、「革命的合目的性」をもって「形式民主主義」に優越する、というような レーニン的論立てでも「独断論」の謗りを免れず、困難な闘いになるだろうとは思い ますが。

『さざ波通信』参加者の皆さんにあらためて呼びかけなければならないと思います。

憲法第9条を死守しよう!
そのための理論的、実践的準備に早急に取りかかろう!