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「現状分析と対抗戦略」討論欄

討論を実りあるものにするための前提として

2004/3/23 桜坂智史、50代

 ここは「現状分析と対抗戦略」『討論欄』です。
 現状分析や対抗戦略を討論するうえで、私たちが最低わきまえることがらがあるように考えております。討論以前の範疇に入りますが、その点についてのみ提起します。

 3月23日に、展望台さんは、ご自分の京都市長選に関するご意見を投稿されておられます。
 そこで、以下のように書かれておられます。

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「現状分析と対抗戦略」討論欄「市民派」よりも「市民党」を望む
2004/3/23 展望台、60代以上、自営業

 京都市長選に関する当欄の拙稿について、桜坂氏から反応があった。

 拙稿は京都市長選候補だった広原盛明氏のマニフェスト並びに敗戦総括記について、若干の論評を試みたもので、桜坂氏の言説に対しての批判や「質問」は一切していない。「展望台氏のご質問が寄せられている」とあるのは、何か勘違いでしょう。また「別のHNで私を揶揄したかたの年齢職業同一のかたの投稿が別に以前掲載されたのを見たときから、あまり返事を書く気もうすれました」とあるが、私の関知することではない。「広原さんご本人の総括をご自分の目でお読みください。それが私を媒介にして曲解するよりもよいかと存じます」というのも、余計なお節介である。私は広原氏の所信に直接関心を持っているのであって、いささかも「(桜坂氏の)媒介」など受けてない。拙稿を読まれた方にはお分かりだろう。議論の中身に触れずに、人を不愉快にさせるだけの投稿は、おやめになったほうがよろしいでしょう。
 -------------------------------------(後略)

 私は展望台氏のご意見を拝読して驚きました。なぜなら、氏は以下のように、投稿されていらしゃるからです。

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「現状分析と対抗戦略」討論欄京都・市民派市長選挙の敗因
2004/2/27 展望台、60代以上、自営業

 京都市長選に関する拙稿3件(一般投稿欄、現状分析欄)に対し、桜坂智史さんから再びご意見が寄せられました。返事が遅くなって失礼しました。

桜坂さんは、拙稿に対して

「(広原盛明氏を)一般的共産党候補だと決め付けてしまうならば、まったく見えてこない選挙戦の市民派運動の重要な特質を認識されているのかどうか。そこが展望台氏の投稿ではまったく見えてこないばかりか、隠蔽されている。それが正直なあなたの投稿への実感です」
と書いています。これについて直接のお答えにはならないかもしれませんが、私の感想を記します。
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 このふたつのご意見はあきらかに矛盾していないでしょうか。私の主張や意見に問題があるというご指摘ならばわかります。しかし、最初に公開でおっしゃったご自分のご意見を拝読して、私が返信のつもりで書いたときに、ご自分が書いたことまで無視して、相手を「反応があった」「意見や質問は一切していない」という文章にはとまどうばかりです。

 人は誰でも忘れることもあるし、記憶違いもあります。私は展望台氏のご意見から吸収しえたこともあります。ここで論争をするつもりは今回はございません。論争の基盤についてだけ、指摘させていただいたしだいです。