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「現状分析と対抗戦略」討論欄

大樹さん、護憲とは『憲法改悪反対』のことですよ。

2004/05/07 サー・オスマーン 30代 人材派遣業

 土井氏の「憲法を不磨の大典として称して改正を望まないわけではない」「憲法を尊重して生かして行く努力の中で、まだ足りない、もつと進んだ中身にしようと。そういう改正には賛成だ」という発言を、大樹さんは「自民党や民主党の積極的改憲勢力の言う事とまったく変わりはない」と評しています。つまり、一字一句変えるべきでないとする土井たか子の方がよかったと。
 しかし、「今の憲法は決して変えるな」というのはどう考えても象徴天皇制擁護の主張です。従って、土井氏にかつての「ダメなものはダメ」的護憲論への回帰を主張しながら、同時に、

>子供の出来ない皇太子に気を使って、「女性天皇制」すら擁護し認める発言を行って来た。

ことを批判的に捉えるのは明らかに矛盾した主張です。天皇制を擁護しつつ男女同権を徹底させるなら、女性天皇を認めることは論理的に考えれば当り前の話。
 天皇制擁護は間違っているのと考えるのなら、「一字一句たりとも変えるべきでない」とする憲法観からの脱皮こそ重要なのではないですか?