偏った見方=偏見と言うのはこういうことじ゛や? これこそ偏見では?
2004/12/31 寄らば大樹の陰 50代 苦闘するフリーター
とおりすがりNさま
日本共産党が過去余りにも「大企業がー」「大企業がー」と中身のないと宣伝したものだからそれにで大分囚われていますね、私は全然違う視点で書いたつもりなのですがー。
でもやっぱりナチス張りの「ウソも100回いえば真実になる」は宣伝戦として特定の人には効果を上げているのですね、いやなことだけど参考になりました。
さて航空機の発達やインターネットがインフラなのか(これ偏見ですよね)私には判りませんが、しかしソフトバンクや楽天等一部「やり手兄ちゃんたち」のことは別に考えるとして、今儲けているのはトヨタなど大企業の極一部の「勝ち組」なんですね、ダイエーや西武、ミサワホームなど少し前までは「大企業だ」とやりたい放題で胡坐をかいてきた企業が、銀行も含めて、明らかに倒産・淘汰・整理対象・左前になってきている。
しかし「勝ち組もとおりすがりNさまの仰るように、カッコつき「インフラ」を利用はしているが、それが「勝ち組」故の大きなの要素であるとは言えません。
ましてや「一般国民が求めた」なんてのおかしい、「年末年始海外組み」も無理やり大資本の宣伝に載せられてどこかに行かされているのだし、あの「冬ソナ」だって大手広告代理店によって無理やり作られたブームの一部でしかありません。
インターネットも航空機も世界中のどこの国にもあるが「グローバリゼーション」をやれているのはごく一部の大国に過ぎない、世界の大半の国にとっては所詮「ほかの世界」の事ですよ。
今の「グローバリゼーション」とは、現実として、飽くことなく利益を求める大資本・大企業が国内ではリストラ・首切り・合併再編成等と言う形で国民・労働者を収奪し、それにも飽き足らず、外に向って安く収奪しやすい労働力、環境を求めて世界中を駆け巡り、それでも上手く行かなければ戦争(イラク侵略戦争などその典型)にでも訴えて儲けまくると言うしかりません。
アメリカのブッシュ・チェイニー・ラムズフエルド・ライス等のやり方もその典型ですよ。
こんな「グローバリゼーション」だから、サミットやWTOなど様々な国際会議が開かれる場所で若者達が「反グローバリゼーション」を掲げてデモしたり集会しているのです。
彼らはインターネット反対とか航空機反対とは言ってないと思います、勿論それが無駄な開発、環境破壊ならばすぐ反対に立ち上がりますけどね。
最後に最近テレビに出っぱなしのライブドア、上海でしたかね、中国に日本国内向けの発受信拠点作ったけど、そこの日本人スタッフ、給与は国内の3分の1、中国人はその何分の1なんでしょうね。
「やり手兄ちゃんたち」も明らかにグローバリゼーションに乗っかって「労働者を収奪」して大儲けしているのですよ、それ以外ではありません。
そして結論、これら資本のグローバリゼーションには、やはり私たちも労働者の世界的連帯、国際的連帯と団結で闘っていくしかないのです。
マルクス・エンゲルスの「万国の労働者、団結せよ!」は、やはり光り輝いています。
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