銀河様 たびたびレス有り難うございます。
そのような綱領を許したあなたたち党員の思想がどうなっているかを観察したのです。このさざ波通信には共産党員が多く投稿しておられるがあなたを典型として選び出し、あなたを通じてその小ブルジョア性を明らかにしながら、あなたたちが初心に戻られ共産主義者の持つべき思想を一緒に追求したかったのです。
なぜ、私を党員ときめつけるのですか。私は党員欄に投稿したこともないし、私の書いたものを読めば、元党員であることがわかる筈です。大体このサイトに投稿なさる党員は、現状の日本共産党に不満の方たちだと思います。不破さんを尊敬していられる、山本進さんでも、組織のありようについては、批判をお持ちのようです。党員に何か責任を求めるのは無理な話だと思いますが。
まずあなたの再反論は私にたいしては60年代の古臭い理論を引きずっているという独断とレーニンや宮本賢治ををごっちゃにしてゴミ箱のクズのように否定するという非常に乱暴なものです。
レーニンも宮本さんも、その時代においては、有用な人であったと 思っています。しかし、21世紀において論ずる必要はないと思っています。
2段階革命論、民主主義革命(民主連合政府)を経てから社会主義革命に至るという方針にも反対でした。その論争で多くの同志が除名されました。その後7回大会以降の党員が圧倒的になれば78年に至り党にいることすら出来なくなって離党したものです。
暴力革命にしたかったわけですか?
私は、20年以上前に党内民主主義がないので、離党しました。離党した理由は、あなたと、私は、多分正反対ですね。私は離党はしましたが、依然として党を支持しています。日本共産党以外は投票したことはありません。今後も続けて支持するためによい党になってもらいたいと思っています。
「拉致問題を貴貨」としてと書いたのに対してあたかも私が北朝鮮政府を擁護しているように曲解されているが、そうではないことは私の他の投稿を読めば明らかではないですか。だが拉致問題が第2次朝鮮戦争のために最大限反動どもによって利用されていることぐらい見抜けないのでしょうか。それがわからないから北朝鮮経済制裁などと主張するのです。
どなたか話す相手を間違えていませんか?
私は経済制裁について言及したことはありません。中国が北朝鮮を利用していると主張していますが。
レーニンは古いということを説得力をもって主張する場合、レーニンのすべてなのか、どの部分なのかを明らかにすべきでしょう。レーニン論の何を継承し、何を放棄すべきかを考えねばならないでしょう。
レーニンの時代は終わっています。この欄で歴史研究をしろとおっしゃるのですか。
私は仏教もキリスト教、イスラム教、ヒンズー教も古いと思うのですが、しかしどの宗教にも真理があり、真理は古びないのだと思います。
おっしゃる通りです。だから、私は弁証法的唯物論を主張しているのです。哲学はいつの時代においても古びるということはない。
今日、不破の23回大会の報告によってさえ「世界中のどの都市に行ってもマルクスが歩いている」そうです。かれは実際はマルクスやレーニンを神棚に上げながら彼らの思想を放棄しているに関わらず。
全くもって、同感です。
否定する、それは自由です。否定されるマルクス、エンゲルス、レーニンの何を否定するのかを書かねば論にはならないでしょう。私も宮本賢治、不破哲三を否定します。しかし私は少なくとも日本共産党史を学んでいます。党大会の文書はほとんど読んでいます。
私は何者も否定していません。21世紀に合わない。と、言っているのです。
勉強は死ぬまでして欲しいと思います。
同感です。ただし、他人に命令されてするものじゃない。
私たちが革命問題を語るとき革命についての解釈は(1)を前提にします。あなたは「産業革命」を革命といっているならどうして話を噛み合わせることが出来るのですか。
革命の概念が違うのですから、概念を合わせるまでは、噛み合いませんね。
産業革命が結果として、資本主義を生み出しました。情報革命はおそらく社会主義を生み出すでしょう。エネルギー革命は、共産主義を生み出すかも知れないと予測しています。初期の資本家達は、封建領主と闘ったでしょうか。市民という概念を得るためには、フランス革命を経ているし、長い年月の戦いの下に資本主義も成立したと思います。社会主義もほぼ一世紀以上の戦いの歴史を持っています。それらの成果が時期が到来したときに花開くと思います。
革命を「情報革命」を例に引きつつ「産業革命」だとしたところでそれがどういう意味をもつのでしょうか。生産や情報が飛躍的に発展したから 搾取がなくなったのでしょうか。階級がなくなったのでしょうか。過去のイギリスの産業革命がイギリスの農民を分解し、プロレタリアートを大量に発生させ14時間労働や幼児の労働をさせたりという悲惨な時代を到来させたのです。
階級でなく、階層は当分なくならないと思います。それでもいいのです。最低のレベルが上がることが重要です。他人がもうけているのはけしからんという(ひがみ)が戦いを起こすのです。最低さえきちんと押さえることが出来れば成功だと思います。
最低が上がれば、生きるのに苦労がなくなる。(ひがみ)さえ起こさなければ戦いは起きない。公平な分配も重要ですが、生産力を上げることも重要です。世界の人口はどんどん増えています。それに見合った食料も必需品も増産しなければならない。文化水準の低い国の人口調節の指導も必要でしょう。北朝鮮に直接援助することより、彼等の力で自分たちを養えるような環境をつくることに協力することがより重要かと思います。それには、中国が邪魔をしている懸念もあります。6カ国協議でそのへんが何とかならないかと考えています。
あなたと私がパソコンでこうして討論できるのを喜べる半面、こうした討論が監視され、私もあなたも権力によって特定されるのであるから自由になったわけではないのです。
諸刃の剣というのは、何事にもありうることです。それをおそれていてはなにもできない。まあ、私たちのような小粒な左翼は権力も相手にする余裕はないと思いますが。
「情報革命」とか「産業革命」を社会主義革命に置き換えることがいかに無理なことでしょう。本来比べようのないものを秤にかけているのではないでしょうか。重さを長さを測るものさしで計量することが出来るのですか。
前にも書きましたが、産業革命が資本主義を生み出したのは、周知の事実ですね。情報革命が社会主義を生み出すと信じています。
情報が徹底すれば、支配階級は滅茶苦茶なことはできなくなる。
現在のアメリカでは、かなり、情報がコントロールされているようですね。だから、イラク戦争が出来るわけですが。いつまでもそれがつづくとは思えません。いづれアメリカで反戦運動が起きるだろうし、アメリカ大統領は、2期以上は続けられない。ブッシュはどこかで方針を転換せざるを得ないと思います。
ブッシュは古い産業の代表です。古い産業事態がなくなれば、侵略の必然性もなくなります。新しい産業では、侵略や、戦争よりもむしろ協調が必要になるのではないかと思います。目下、第三世代のDVDでは、如何に協調を広げるかが争われています。プロ野球にしても、サッカーにしても、他国との試合が観客をひきつけると思います。