都議会選挙と同日の7月3日に兵庫県知事会選挙が行われた。
結果は現職候補の勝利だったが、共産党候補者の前県議・金田峰生氏は知事選を戦
うことで、知名度と「男ぷり」をぐんと押し上げた。
知事選においては「何とかの会」の人士を引っ張り出すより、共産党を全面に押し
出したほうがいい。
なぜならば、知事選はマスコミの扱いが大きいからだ。(大阪府知事戦もそうして
おけばよかった)
前回の県議会選挙(兵庫県西区)の結果は次のとおりだった。
西区(定数3)
当 23660 石原修三 自民 現
当 23129 石井秀武 民主 新
当 17060 杉尾良文 民主 現
13413 金田峰生 共産 現
そして、今回の西区での得票は16000票である。
金田氏は前回の県議選で苦杯をなめたが、2年後に展望を見い出せるようになった
のである。
そして、神戸市長選がまもなく行われるが、金田氏をもう一度リサイクルにだすの
はためらわれる。
私がもし選挙参謀だったら、先の参議院選挙で大沢たつみ氏としのぎを削った社民
党の原和美氏をみこしにかつぐようにするだろう。
共産・社民・新社会(兵庫は新社会が強い)なら、オール与党に勝てるかも知れな
い。
たとえ負けたとしても、社民勢力と懇意にしておくのは後々票のバーターなど利益
は大きいだろう。
都議選での日野選挙区での勝利が、川田悦子氏と無関係だとはとても思えないので す。