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「現状分析と対抗戦略」討論欄

リサイクル戦術と統一戦線

2005/07/04 明るい共産党をつくる会 40代 失業者

 都議会選挙と同日の7月3日に兵庫県知事会選挙が行われた。
 結果は現職候補の勝利だったが、共産党候補者の前県議・金田峰生氏は知事選を戦 うことで、知名度と「男ぷり」をぐんと押し上げた。
 知事選においては「何とかの会」の人士を引っ張り出すより、共産党を全面に押し 出したほうがいい。
 なぜならば、知事選はマスコミの扱いが大きいからだ。(大阪府知事戦もそうして おけばよかった)
前回の県議会選挙(兵庫県西区)の結果は次のとおりだった。
 西区(定数3)
 当 23660 石原修三 自民 現
 当 23129 石井秀武 民主 新
 当 17060 杉尾良文 民主 現
   13413 金田峰生 共産 現
 そして、今回の西区での得票は16000票である。
 金田氏は前回の県議選で苦杯をなめたが、2年後に展望を見い出せるようになった のである。

 そして、神戸市長選がまもなく行われるが、金田氏をもう一度リサイクルにだすの はためらわれる。
 私がもし選挙参謀だったら、先の参議院選挙で大沢たつみ氏としのぎを削った社民 党の原和美氏をみこしにかつぐようにするだろう。
 共産・社民・新社会(兵庫は新社会が強い)なら、オール与党に勝てるかも知れな い。
 たとえ負けたとしても、社民勢力と懇意にしておくのは後々票のバーターなど利益 は大きいだろう。

 都議選での日野選挙区での勝利が、川田悦子氏と無関係だとはとても思えないので す。