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「現状分析と対抗戦略」討論欄

内なる敵は善意を装って洗脳してくる

2005/07/30 Forza Giappone 青年

 7月25日付投稿に接しての感想。何ヶ月か前にも揚げ足取りレスがいくつか散見 されたが、今回は「被占領地域における無差別テロを他用語に変換して免罪・・・」 といった論調があった。同者は「無辜の非戦闘員の生命をも奪う無差別テロを、他概 念にすり替えたり正当化するような・・・左翼がのってしまうのは・・・」とも指摘 しているようだ。いったい本当にテロをことごとく正当化する投稿なんて存るのかな、 と他の主題別討論欄も探索してみたがどこにもみあたらないようだ(当然。)。
 「ロンドン無差別テロそして他国で起こるであろう無差別テロを・・・と規定する 幼児病につきあうつもりはない・・・」に対しても「??」と感じるしかないので同 様に探したが(やはり)どこにもない。以前から「テロ」関連の投稿は多いが、レス 者の誤解ではないのか。このサイトにはさすがに正当化する投稿者は居ないはずでは ないかと思う。

 日頃から感じるのだが、あのような主張をわざわざクローズアップする真意は既製 左翼団体を撹乱し内部の求心力を更に弱めようとの悪意的解党志向にあるのかもしれ ない。もしそうだとすると手段を問わないのだろうか。そのような人は仮に(ありえ ないはずだが。)現党中央執行部が総辞職し各界各層の「現場」を熟知し、教条的で なく妥当な指示のできる人が新執行部各セクションに就任するなど党風全面刷新が実 現したとしても相変わらず心理的妨害作戦をやめないのではないだろうか。「手段の 自己目的化」。
 数年前、同盟員有志の報告集会で類似ケースについて警戒喚起せよとのレクチャー があったが、広く民主団体一般までもが狙われかねない旨の報告があったことだし、 無関心でいるわけにいかないのである。

 思考のカテゴライズや無理矢理のレッテル貼りというものも「あれは一種の精神的 オナニーにすぎぬ」とかつて耳にしたが、うちらも同感である。投稿者を自動的に 「右・左」にカテゴライズしたりすると、セクト無所属の無党派の方々はレッテルを 貼られることを嫌い投稿断念したり、アクセスを敬遠してしまうなどといったマイナ ス作用を生み出してしまうだけだろう。単に早とちりで曲解・誤解するという「善意 のケース」はありうるかもしれないが、不毛な揚げ足取り、アラ探し、撹乱企図、そ れ目当てのマト外れ挑発は誰が目にしても見苦しい。(“荒らし”とまでは即断しか ねるものの、)当サイトが「荒れる」だけである。

 内なる敵は善意を装って洗脳してくる。

 なお、編集部員の方々にあっては、類似実例などにつき適宜警戒喚起をしてくださ るようお願いしたいと存じます。