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「現状分析と対抗戦略」討論欄

「対抗戦略」その(1)

2005/12/08 pca 60代以上 自営業

「現状分析と対抗戦略」 その(1)
 始めましてPCAといいます.
 気の合う同じ思いの人を訪ねてようやくたどり着きました。でも皆さんの投稿を読ましてもらって、現状をなんとか打開したい!このままではイヤだ!との思いは同じでも党のあり方に付いては様々な意見があることが判りました。 個々の人たちへの共感、反論というのではなく私の現状認識を述べさしてもらって思いの実現に近づけたら良いなと思います。
 1962年からの党員です。この間宮本、不破、志位とトップの交代はありましたがどの時代も幹部の保身とか個人的な感情に左右された党だと感じたことはありません。問題があるとすれば様々な局面で中間機関や党員の自主的判断をもとめる、あるいは育てることに抜かりがあったのではないか?
 目の前の事実が判断の基準にならず、党の方針が基準とされるあまり、事実を見ない党員、中間幹部が重宝され官僚化が進行したように思います。目の前で起こっている党員の腐敗や、苦難の解決策を組織的に積極的に探すというでもなく、難しいことは個々の党員の個人的な努力にまかせるなど・・・・・
 多様化してきた社会に適応が遅れた側面があると思います。

 それはさておき小選挙区制とメディアの影響は大きいです。90年代の終わり頃、他党が離合集散し、わが党と自民党だけが生き残るような感じのとき否応なくメディアは党の主張、政策を取り上げました。このとき全国でも、地方でも躍進しました.。ここで敵がメディアを体制に組み入れ徹底的にわが党を排除するに及んで党の勢いは完璧に失速、都議選、参議院選、総選挙の結果となりました。このことは党の幹部、路線、政策の敗北の結果ではなく組織力の敗北、力量の差といえると思います。むしろ、幹部、老齢化したとはいえ数十万の党員の奮闘、路線、政策の正しさで持ちこたえられた善戦健闘と評価しても良いのでは。!!
 この善戦健闘も9.11総選挙が限界、若干の+ーはあっても現在の党の組織力、党員の年齢層のままでは飛躍的な前進は見こめないと思います。敵がメディアの支配を一層強化するなかで若い党員の獲得と独自のメディアとしての赤旗の拡大が切実な問題です。しかるに、この数十年 いくどかの拡大月間、大運動を繰り返し、同じイタチの道を通ってわずかな前進をとげつつも半年も持ちこたえれずジリジリと後退する結果に終わっています。
 何がいけなかったのか!何が不足したのか!「決意、構え、根性」とか主体的な問題だけでは済まされない問題があると思うのです。
 そこで最近「これは使える!」と強く感じる物に出会いました。初めは肥満とそれに伴う体調不良、年金なしの老後をどう乗り切るかを模索している時でした。